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EVERYTHING FLOWS #16 by illustrator はるやまひろし

絵を描くことを音楽で言う『レコーディング』と称するイラストレーター・はるやまひろしによる、日々のドローイングイラストの記録(REC)を毎週紹介していきます。ライブハウスに貼りだされているチラシのようなイメージで、音楽やバンド、あらゆるサウンドからインスパイアされた、妄想爆発のアートワークが日々描かれていきます。音楽への愛が溢れるテキストと合わせてお楽しみください。


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2021.07.27(TUE)
ARTIST:HINDS
ALBUM:LEAVE ME ALONE

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今週は元気いっぱいの4人組 ~♪

HINDS(ハインズ)
スペイン・マドリード出身の女性ガレージ・バンド。2013年に始めたカルロッタ・コシアルス(vo,g)とアナ・ガルシア・ペローテ(vo,g)によるデュオ “Deers” を前身に、2014年にアデ・マーティン(b)とアンバー・グリムベルゲン(ds)が加わりバンド編成となり、“Hinds” と改名して始動。

HINDS は、踊りながら聞いても、寝っころがりながら聞いても、YouTube で観ても、どっから切り取っても楽しいバンドだ。

ルーズでラフ。ユルい。強烈でチャーミングなキャラクター。聞いた事あるような親しみやすさと、それに負けないオリジナリティ … 言葉が蛇足になりがちというか、言い表すより聞くが早いなバンドの1つだなと思う。『LEAVE ME ALONE』はそんなバントを表したデビューアルバム。

そんなデビューアルバムをを聞いて思うのは、ホントめっ楽しそうに活動してるな〜っていうこと。どんどん行っちゃえ、どんどんやちゃえって感じだ。余計なものを感じない。ミニマルだとか引き算だとかそういう理論じゃない。むしろ情熱とかコーラスとかリュックに入りきらないほどいっぱいある。そこもチャーミング。余計なものがないっていうのは、楽しい事、好きな音楽をメンバーと活動することがあって、それ以外に何か必要?ということ。そんな姿勢にとても刺激を受ける。

HINDS は楽しい。
そしてちょっぴり切ない。
めいっぱい楽しんだ後の帰り道。
どんどん行っちゃえ。
どんどんやっちゃえ。
早くそんな世の中になりますように。


Song:Chili Town
Album:Leave Me Alone

Hinds の無敵っぽさが現れているMV。壁に風穴あけられそう。キャラの強さに隠れているけど、個性的な曲作りやヴォーカルの掛け合いが光っている。

Song:San Diego
(unofficial but amazing video made by us with love and affection)
Album:Leave Me Alone

ツアーの映像が織り混ぜられたMV。ほんと楽しそうにツアーしているなあ。

Floating
Album:I Don’t Run

Leave Me Aloneの成功とツアーを経ての2ndアルバムから。音も良くなって落ち着いて聞き込めそうな感じ。アルバムタイトルはI Don’t Run。センスいいなあ。

Song:Spanish Bomb
(The Clash Cover)

世界のパンクファンの皆様お待たせしました。ハインズによるクラッシュのカバー。カッコいい。これは最高。


はるやまひろし
静岡県生まれ、千葉県育ち。
好きな音楽のアートワークとTシャツに憧れてイラストレーターの活動をはじめる。シンガーソングライター気分で絵を日々レコーディング中。
https://www.instagram.com/hiroshi_haruyama


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