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\ 1回表 / 僕の人生に 草野球
「たむらは野球が好きでさ〜」
野球好きが少ないコミュニティで、僕を紹介する時によく出てくる『名刺代わり』の説明である。学生時代は野球部だったし、今も野球に関わる仕事をしている。そんな僕の野球人生の一部に「草野球」がある。
草野球は、20歳くらいからはじめたのでかれこれ15年ほどやっている。若い時は月に5〜10試合ほどやっていたが、最近は1〜2試合くらい。加齢とともに試合数は減っているが、楽しんで草野球をやっている。
まずは自分の草野球の話から。
そもそも野球っていうスポーツははじめるのにハードルが高いと思っている。プロの審判でも間違える難解なルール、ある程度の技術がないと試合が成立しない、道具が高価、怪我が多い、場所がない、高校球児の坊主、細い眉毛、ユニフォームがダサい、一人称が「自分」になる、等々。
テレビの地上波で我が物顔で中継をしていた時代はそれだけで人気が出ただろうが今はそんな時代でもない。スマートさも無いし、ネガティブなイメージの多いスポーツだと思っている。けれども日本人に根付いたダサいスポーツが、僕は好きだ。
さて、草野球にはレベルがある。
上の方のレベルは「プロではないにしろ、野球に命をかけているような人たち」がやっている。僕がやっているのはそういうガチなやつではなく、いわゆる「おじさんたちが土日に河川敷でやってるアレ」である。
その「おじさんたちが河川敷でやってる草野球」っていう感じがものすごく好きで、もちろん試合には勝ちたいがそこまでの執念は無い。負けたら負けたで別にいい。こういうスタンスも、チームのメンバーによってもちょっとずつ違うかもしれないが「勝てるようにはするけれど怪我しない程度にがんばる」くらいが今の僕にはすごくちょうどいい。おじさんたちが集まって野球をやって(時には試合後に酒を飲みに行って)、っていうだけで楽しい。
そんな中、僕は、プロ野球選手が使うほどの良い道具を使っている。
ギターならギブソンカスタム、カメラならライカ。
新しいグローブが手に馴染むよう型をつけたり、新製品のバットを試合で振れるのを楽しみに、毎日を過ごしている。
コロナ禍で昨年はあまり野球ができなかった。今年こそ、野球ができる時のためを思って、グローブを磨いておくことにする。
2番セカンド・たむらはやと
1985年生まれ。学生時代はドッグトレーナーを志したが紆余曲折し、今は牛の革を染めたり鞣したり売ったりして生計を立てる。
雑学好き、器用貧乏。
右投右打、学生時代は2番セカンド。
草野球でのポジションはセンター、ショート、ピッチャー。
神奈川県南足柄の耕作放棄地にて大豆を作る「DAYZ.」力仕事担当。
https://www.instagram.com/hayatot8
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