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自分ノート #04 | 作品のサイズのこと | 藤本将綱

今回の個展に出品している作品は小さいものばかりです。
いちばん大きいものでも(227mm x 158mm)。

なぜ小さいものだけにしているかというと、
アートに興味を持つひとが増えてほしいという気持ちからです。

日本の集合住宅は一般的に狭いです。
絵を飾りたいけどそんなスペース無いよ、というひとも多い。

だからそういう所でも飾りやすいサイズの作品を制作しようと思いました。
あと立体作品も作ったのですが手のひらサイズでかわいいです。

小さい作品の特徴として、他には

・低価格で楽しめる
・モノとしてのかわいさがある
・圧迫感がない

などがありますね。

アクセントとして部屋に馴染みやすい。

これはアートに限らずなにか飾りたいときには有効だと思います。
まず小さなものから始めてみる。

映画やアイドルのポスターを飾るような感覚で
気軽にアート作品を飾る。

そういうひとが増えることが僕の希望です。

次回は影響を受けたモノについてお話しますね。

それでは、また。

パークギャラリーで開催中の個展『流体から擬態へ』に寄せて、作家の藤本将綱が自分のことや展示のことを紹介していきます。

藤本将綱(フジモトマサツナ)
福岡県出身、在住のイラストレーター、アーティスト。ポップで夢の中のようなどこか違和感のある世界を描く。見るひとにいろいろと想像してもらえるような画作りを目指している。雑誌やweb媒体、音楽ジャケットなどのイラストで主に活動中。また展示などにも定期的 に参加している。
https://www.instagram.com/fujimoto_masatsuna
https://x.com/muukz

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