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EVERYTHING FLOWS #19 by illustrator はるやまひろし

絵を描くことを音楽で言う『レコーディング』と称するイラストレーター・はるやまひろしによる、日々のドローイングイラストの記録(REC)を毎週紹介していきます。ライブハウスに貼りだされているチラシのようなイメージで、音楽やバンド、あらゆるサウンドからインスパイアされた、妄想爆発のアートワークが日々描かれていきます。音楽への愛が溢れるテキストと合わせてお楽しみください。


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2021.08.17(TUE)
ARTIST : ARCHITECTURE IN HELSINKI
ALBUM : IN CASE WE DIE

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RCHITECTURE IN HELSINKI(略:AIH)
まず目が向くのはバンド名、北欧好きは反応してしまうと思うけど、フィンランドのバンドではなくて、オーストラリア・メルボルン出身の8人組バンド(最新の情報では5人)。


AIH の『IN CASE WE DIE』を初めて聞いた時の印象は、風変わりな音楽団、少し調子外れの歌、ガチャっとしてカラフルな色彩、どっか怪しい …

けど、素通りする気は全くなくて、興味をもって聞きたくなった。

多楽器を使った演奏もたのしくて、コーラスワークもかわいい。怪しいのもむしろいいな。

そして、『IN CASE WE DIE』は聞き込むうちに、試聴では伝わりきらなかった、のんびりさや、おおらかさがあった。加えて楽しい音楽に隠れて、たまに少し顔を出すような、もの悲しさがいい味を出している。

天気のいい日にのんびり聞きたいアルバム。

Song - It'5!
Album - In Case We Die

よく分からないMVだけど楽しいのはよく分かる。目が回ってしまうね。


Song - Heart It Races (A Take Away Show)At Paris
Album - Places Like This

パリの街角から。AIH は街角や郊外でのんびり風通しよく演奏しているのが良く似合う。個人的にはMV やライブ映像より『IN CASE WE DIE』を聞いた感覚に通じるところがある。


Song - Escapee(Milano Acoustics)
Album - Moment Bends

ミラノの郊外から。


また来週もおたのしみに!

はるやまひろし
静岡県生まれ、千葉県育ち。
好きな音楽のアートワークとTシャツに憧れてイラストレーターの活動をはじめる。シンガーソングライター気分で絵を日々レコーディング中。
https://www.instagram.com/hiroshi_haruyama

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