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EVERYTHING FLOWS #94 by illustrator はるやまひろし
「まったり踊れて楽しい。」
・・・
2023.4.14(FRI)
ARTIST : PHUM VIPHURIT
SONG : LONG GONE
![](https://assets.st-note.com/img/1681525925909-R6rHSvw44S.jpg?width=1200)
Phum Viphurit(プム・ヴィプリット)
1995年、タイ・バンコク出身のシンガー・ソングライター。2017年にデビューアルバム『Manchild』をリリース。2023年3月、2ndアルバム『THE GRENG JAI PIECE』がリリースされた。
🎧 Long Gone
なんてことない踊りがかわいい。
『Long gone』のミュージックビデオはいつ観ても楽しい。
「Phum Viphurit」?
最初、名前かバンド名か読み方も判らなかったから当初、『Long gone』に出演するダンサーとシンガーのデュオと思っていたくらい。PHUM(プム)のソロプロジェクトと知ったのは少ししてから。そのくらいこのミュージックビデオにインパクトがあって、個人的なシングルヒット。癖になって何回も聴きました。YouTube のサーフィンはここスタートといった感じで。
タイの音楽で1アーティストに焦点を当てて聴いたのは、初めてだったので新鮮だったな。独特な英語の発音がチャーミング。
🎧 Hello, Anxiety
9歳から高校までをニュージーランドで暮らしていたということも関係あるのか、今風の欧米圏の音楽らしさも持ち合わせている。弛みを効かせたサウンドメイクは洗練されていて聴きやすい。
タイでは人気のあるアーティストとのこと。日本でもコラボレーションや、来日公演、フェスで名前を目にすることが多くなった。
個人的な Phum Viphurit の聞き所は、アジアのポップらしいエキゾチックな世界観に加えて跳ねるよう刻まれる、ほんのりファンクなギター。優しい歌声と合わさることで、まったり踊れて楽しい。
🎧 Lover Boy
🎧 Temple Fair
今年の3月に発売されたニューアルバムから。
今までに比べて、欧米的な今時感やファンクの要素が少し退いたと思う。
代わりに違うファンクやポップの要素が導入されている。それは出身地であるタイのポップスの影響が窺えたり、伝統楽器を配置している。 その要素は宣伝的に使われている感じはしなくて、ルーツや内省を掘り下げていく過程で必要になった感じ。音楽も歌唱もぐっとソウルフルになった。ミュージシャンとして自覚的に歩み出した感じがする。
🎧 Welcome Change
めちゃめちゃ和む MV。おじさんと犬のドライブ。グラサンケンも、のんびりケンも、ドライバーケンもかわいい。どうやって運転しているように見せてるんだろう(笑)。
次回もお楽しみに!
この連載では、絵を描くことを音楽で言う『レコーディング』と称するイラストレーター・はるやまひろしによる、日々のドローイングイラストの記録(REC)を毎週紹介していきます。ライブハウスに貼りだされているチラシのようなイメージで、音楽やバンド、あらゆるサウンドからインスパイアされた、妄想爆発のアートワークが日々描かれていきます。音楽への愛が溢れるテキストと合わせてお楽しみください。
はるやまひろし
静岡県生まれ、千葉県育ち。 好きな音楽のアートワークと Tシャツに憧れてイラストレーターの活動をはじめる。シンガーソングライター気分で絵を日々レコーディング中。
https://www.instagram.com/hiroshi_haruyama
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