#6 「野球がすきだ!」 by 石橋瞭
大谷翔平が世界に名を馳せた2021。
僕はエンゼルスの試合がある日は、ほとんど毎朝『Abema』を起動して観戦をしていた。
ただそれはゲームを楽しんでいたというより、大谷という一人の選手のプレーを観ていたに過ぎない。
エンゼルスのファンというわけではないし、MLB のファンというわけでもない。
でも面白かった。
ワクワクした。
僕のような楽しみ方をした人は世界にはたくさん溢れているのであろう。
そして、そうさせる力を持つ人間こそがスーパースターなのかもしれない。
しかし、僕は純粋に野球という "スポーツ自体" を楽しむ側面も持っている。
『NPB』つまり日本のプロ野球に対しては日頃、熱心に情報を追いかけ、しっかりチームを応援しながら野球を楽しんでいるのである。
好きなチームは、『北海道日本ハムファイターズ』と『横浜DeNAベイスターズ』。
前者は、シンプルに僕が北海道出身であることが理由。
昨年末あたりから、大いに盛り上がっている事実は誰しもが知っていることだろう。それこそまた別のスーパースター、あるいは BIG BOSS の存在があるからだ。今シーズンはどんな活躍をみせるのか、楽しみにしている。
おそらく若手が猛威を振るう年になるのだろう。
というか、ほとんど若手しかいないのだけど。野村あたりが、新たな4番に座って大黒柱となったら面白いかもしれない。本命は清宮だけれども今年はどうか。
後者の横浜は2020年から突如応援するようになった。
きっかけは本当に些細なことで、野球ゲームで山﨑康晃が好きになったというだけだ。シーズン中、熱心に試合を観ているのはどちらかというと横浜の方かもしれない。関東に住んでいるから TV で観れるというのが大きいのだろうが、まあよく観ている。
昨年は最下位に終わったが、それでも打線の爆発力があって、わりに楽しめた。横浜も首脳陣に変化があったし、残留組が多いので今年は結構期待している。特にドラ1ルーキーの小園くん。キャンプのブルペンの様子を見る限り、良い投げっぷりをしていて清々しい。
あと、オースティンとアメリカでトレーニングしたという細川にも注目している。昨年はほろ苦いシーズンとなってしまっただろうから、今年はその鬱憤を晴らしてほしい。
もちろんヤスアキのクローザー復活も。
何にせよ、日ハムでも横浜でもどちらでも良いけど、また現地に足を運んで観戦したい(ここ数年は何だかんだで毎年一度は球場に行っている)。TV とは違って直接的に雰囲気を感じれるし、あとカメラの映像では捉えきれない裏側もお目にかかれるのが良い。
ビールを片手にぼーっと試合の行末を眺めたい。
勝っても負けてもいいから球場を後にしたら、中華街で余韻に浸りながらごはんを食べたい。
ハマスタならね。
今日はこれで、おしまい。
石橋瞭
北海道出身、埼玉県在住
アクリルガッシュでこねこねと絵を描くイラストレーター。
好きな漫画はDr.スランプとめぞん一刻。
https://www.instagram.com/ryo__ishibashi
個展を開催します。詳細はこちらから👇
🙋♂️ 記事がおもしろかったらぜひサポート機能を。お気に入りの雑誌や漫画を買う感覚で、100円から作者へ寄付することができます 💁♀️