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フランス人との別れ、 2お金のこと

こんにちは

すごく稼ぐ日本人妻、結局フランス人オットは糸の切れたタコみたいにフーらふら、浮気しようが何をしようが彼女は

「滞在許可証がついているダンナをもらったと思えば別にどうでもいいです!」と男らしく言い切っていました。
ただ、彼らは結婚継続中、どんな形であれ続いているのでお金があるとはいいことなのですね、彼女のこころの中でダンナは切り捨てられたようですが。

フランスはほとんどが共働き、ほぼ専業主婦ってないと思う。
日本人と結婚すると専業主婦になる人は多いがその中でずっといい関係を継続するには妻側にも果たさなければいけないことが多い。
例えば、子供を持つ事そして子供に関する全てを自分でやる。それにはかなりの語学力も要求されますしね。ママ友との繋がり。子供を通しての行事、プライベートでの家族行事のアレンジなど。

私の友達はそれは見事にやっている。
子供の誕生会ってフランスは重要で両親おじいちゃんおばあちゃんが参加同級生が参加、そういったオーガナイスをやらなくてはならないようです。これはあくまで一例ですが、ダンナが外でお金稼ぐならそれ以外は丸投げ(丸投げされてもという意味ですきっと協力はされてますよキット)、それをこなすのです。

これをできますかということですね。

もう一つ、やっぱりフランス語もそりゃネイティブよりは劣るし、どんな外国人だって学生を終えてこっちにやってくる人が大半なわけで、大学時代をここで過ごし、フランス人のように地味にインターンから始めて仕事を見つけた日本人なら話は別ですが、その他というか、ほとんどは就ける仕事ももらえる給料も決まってきます。大体がレストランかホテル旅行関係、日本語教師、まあ推して知るべしです。

以前テレビでざっくりフランス人の平均収入が2000€(約24万円)というのを見た。この給料をもらえてる日本人何人いるだろうか。

知り合いのフランス人の子供と言っても40手前の息子、うちの息子は2000€もらってないと思うって言ってたっけ、フランス人だってこれが結構頑張らなくちゃいけない額。

つまりスタートから世帯収入がグッと開きがあるのは確か。よほどダンナが高給取り出ない限り、共働きは必須。扶養控除なんてないし、年金だって自分が稼いだものが受け取れる仕組み。もっと追い打ちをかければ、相続は配偶者ではなく子供に渡ってしまう。

とにかく税金は高いし、年金はないから遅れてきて、もうこっちは必死のパッチ。

そこで喧嘩になると、「お前の給料なんか安すぎて話にならんわ、それでもいい生活をさせてやってる!」とモラハラ気味の悪態つかれることしばしば。

うちの元相方、いろいろ問題のある人でしたが、それでも平均的なフランス人のメンタリティではなかっただろうか。。

金の切れ目が縁の切れ目、よく言ったもの。

アムール(愛)のため渡仏しましたが、現実はお金でしたよ笑。


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