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失敗から学ぶ『本気』とは何か?
Bonjour!
みなさんこんにちはpariskeitoです。
今日は本気とは何か。私の本気について書いていきます。
私はおそらく自分にも他人にも厳しいと思います。だから私の当たり前はみんなにとっての当たり前ではないということが色んな経験から理解できたので何かを教えたり、何かを話したりするときは相手の本気度を確かめながら話をすることが増えました。
というのも失敗した経験が何度もあったからです。
1つ目の経験談。
パリで自分のアシスタント探しのとき、応募があり見つかったのは良かったのですが面接をして
『ずっとパリに住みたいんです!なんでも挑戦してみたいと思っています』と言ってたのでまず写真撮りに行こうか!となりました。
30分くらいうろうろしながらエッフェル塔あたりを撮って、私も一緒についていきました。
もちろん写真は上手ではないし、特殊能力はないので最初から給料は出ません。とその日に伝えました。
そうすると2回目に会ったときに向こうからやってきている表情を見た瞬間に何か嫌な予感がしたと思ったら案の定、
『やっぱり思ってたほど写真が好きじゃなかったです。割のいい仕事が他に見つかって時給がいいのでそこのレストランで働くことにしました。ごめんなさい。』と言われました。
わかった~。と笑顔で見送りましたが、やっぱりみんなやる気ありますって最初は言うけどほとんど嘘だな(笑)とこの頃から感じてきていました。
2つ目の失敗談
彼女は2か月くらい私のアシスタントとして写真を撮る活動をつづけることができたのですが、最大の難問であるデザイナーとの面接。
アシスタント『写真と詩が好きでそういう表現者になりたいです。』
デザイナー『そうなんだ。じゃあ世界で一番有名な写真家や詩人て誰か知ってる?』
アシスタント『、、、。それはわかりませんが好きなのは山本太郎さんとか。。。』
デザイナー『その人どれくらい有名なの?』
冷たい空気が漂いました(笑)いつも通り攻められてるー。ひー。と私は心の中で思っていました。
アシスタント『うーん。わかりませんが自分の好きな写真と詩を組み合わせて自分の世界観を出していきたいと思っています。』
デザイナー『、、、。そっかあ。まずその業界のトップを知ることが一番早いからもっと調べた方がいいよ。今言ってることだとかなり漠然としすぎてるから具体的な目標やいつまでに何をするのか考えていこう。』(話にならないと思っている←(笑)
アシスタント『はい。そうですね。私もまだ甘かったところがあったので考えてみます。』
その後、、、。私に1本の連絡が入りました。
けいとさんすいません。沢山お世話になったのですが自分はレベルが違いすぎて彼にはついて行けなさそうなのでもう辞めます。
みたいな感じでここまでダイレクトではなかったですが言いたかったのはレベルが違いすぎてついていけなくて一緒にいるだけで精神的に殺されそうだったので辞めます。と言いたかったんだと私は思います。
命の危険を感じたのかと(笑)
わからんでもないけど、こうやって色んな子は色んな言い訳を言いながら辞めていく姿を何度も見て思ったのは『みんなそこまで本気になれない』ということ。
そう。楽したい。人間とは本来そういうもの。
だからやる気あります。とか本気です。とかいう言葉は信じなくなりました。そうやって言ってる時間があるなら行動で示すはずだから。
行動をしていない人間に対しては=やる気ない
と思うようになり、求めることも期待することも辞めました。
今の時代特にですが頑張らなくても日本は生きていけます。仕事だってなんだってあるし、無理して嫌な人と働くこともしなくてもいいし、気に入らないことはしないでもよくなっている時代です。
だからそもそも本気で行動して生きたいと思っている人の方が少ないということに気付きました。
それからというものは自分のものさしで正しいものはこういうものだという押し付けをするのはこちらが間違っていると思うようになりました。
色んな人を見ていると思うのですが自分が発信していることがあたかも正解かのように言い切っている人が多すぎて疲れることもあります。
でも自分の人生をはかるのは自分だけです。誰に否定されようかどう思われようが自分の人生を本当の意味で肯定してあげられるのは自分だけ。
これを失敗談というのも違うかもしれませんが色んな人の本気の天井って違うということが私が学んだことです。
私の本気というのは仕事もプライベートも関係なく1つのことに365日考えていけるかどうか。仕事とプライベートに境界線を作らない。全て楽しむ。プライベートのことも仕事に活かす。そして誰よりも行動する。言い訳しない。人のせいにしない。
でもこれを誰かに押し付けるつもりもないし、これが全員にとっての正解でもありません。
だから仕事での人間関係は大変だと思われることが多いんですよね。
みなさんにとってそれぞれの天井を大切にすることはいいんですが、成長したいならちょっと天井を突き破るくらいの気持ちで天井をもっと上にしていった方が視野が広がります。
ではBonne journée!!!