恋愛のことって日々語り尽くしてるじゃないですか。だから何の関係もない、誰も興味がないような話を書きます。 この世で1番好きな場所は私以外誰もいない実家のリビングだ。両親は共働きで、小中高と学校を休んだ日は家に誰もいなかった。低気圧が苦手だから休んだ日は雨が降っていることが多くて、誰もいないのに朝方のような青灰色をしたリビングは、世の時間感覚から取り残されたように思えて好きだった。 一人きりのリビングは自由だ。普段なら怒られるからという理由で控えていることも勝手にやった。そ
心に引っかかった歌詞の記録です。必ずしも共感したものとは限りません。 歌の歌詞も本と似ていると思っている。実際に体験したことがないような心象風景に触れられるという点で。
年を重ねるにつれて、クリスマスが楽しいものではなくなってきてしまった。もちろん今だって、何となくクリスマスの雰囲気は楽しい。でも、それは幼い頃に感じていた、全てが叶いそうに思える夢のような感覚や心が踊る期待感や待ち遠しさではなくて、退屈な日常にもたらされる変化のうちの一つとして楽しめるだけにすぎない。 通学時に京橋駅の京阪モールの横を通り過ぎると、曲名までははっきりとは知らない洋楽のクリスマスソングが聴こえてくる。つられるようにしてモールのガラスドアの向こう側のアパレル
はじめに この記事が多くの人に読まれるとは思っていないので、自己紹介する気にもあまりなれませんが、一応。私は経済学を専攻している大学生です。到底敵いませんが文学や哲学に興味がありますし、そういうことを考えるのは好きです。(現役時は文学部を受けました) 話は変わりますが、歌詞の解釈に関する私自身の考えを述べたいと思います。私は、歌詞は必ずしも解釈をすべきだとは思いません。敢えて見方を固定しないことで、年齢や経験を経て、歌の解釈が個人の中で柔軟に変わっていくのも面白いとか
独自性・唯一性。よく耳にする言葉だけど時々私を悪意なく苦しめる。この言葉って個人を尊重しているようでいて、それを持たない人にはやるせない気持ちを抱かせてしまうから。 私の思考は今までに聞いた話、触れた思想の再構成にすぎないと思っている。オマージュといえば聞こえはいいけど、結局はただのツギハギ。 まぁ、無から有を生み出せないどころか、他者を模倣することすらままならない私の思考なんてキメラにすらなれないのかもしれないけど。 だから、ここでは、自分の思考には何の独自性もないし大