ちぶり通信7_骨のおれる日々
骨折した
あなたが知夫村で松葉杖をついている丸メガネの男性を発見したら、十中八九、私である。
知夫里は坂が多めなので松葉杖での移動は本当に骨が折れる。そして、私の足の骨も折れている。
足の小指あたりをガッツリ骨折している。
話は2日前に遡る。
知夫村役場が主催するMG研修後の飲み会で飲んで騒いでこけて骨折したのだ。ウルトラ自業自得である。
なんとか労災ということして治療費を0にしようと試みたがそうは問屋が卸さなかった。
病院にも少し治療費をまけてくれるように交渉してみたが、そうは問(以下略)
今回の骨折は完全にお酒での失敗である。
私と酒
私はお酒を飲むとテンション爆上げ状態になる。加えて、騒ぐ、奇行に走る、脱ぐ、つまらないギャグばかり言う、説教くさくなる。
私は社会のためにお酒を控えるべきだ。
思えば、元々お酒は好きではなかったのだ。
大学時代、部活の先輩から「お酒が飲めないと人生の3割損する」という講釈と共に注がれた続けた酒を無理に飲み続けたことで、今や酒乱となってしまっったのだ。
結果的に、お酒で人生の7割くらい損をしている気がする。
あの先輩は今元気なのだろうか。
「お酒が飲めないと人生の3割損する」ってどこのデータなのだろうか。責任をとってもらいたい。
ちなみに、一週間前も島民の方と車で超ソフトな正面衝突をしたばかりである。お互いかなり低速でぶつかったため損傷はほぼ無く、事故など存在しなかったということで手打ちになったが、事故は事故である。
私には何かが憑いているのだろうか。
ちと問題が起こり過ぎていないだろうか。
別に落ち込んではいない
こういう時にいつも思い出す諺がある。
『人間万事塞翁が馬』という諺だ。
塞翁の爺さんが飼っていた馬が逃げ出しと思ったら、馬が仲間を連れて帰ってきた。その馬に息子が乗って遊んでいたら落ちて骨折した。戦争が始まり骨折した息子は兵役を免れた、という話に基づいている。
幸せだと思っていたことが不幸せに、不幸せだと思っていたことが幸せに転じることが多々あるため、何が幸せ/不幸せかは予測出来ない、短期的に一喜一憂してはならない、という戒めが込められている。
この話が大好きで、特に我が身に不幸が降ってきた時にはこの話を毎度思い出す。
多分、私も骨折をしたことで何かしらの禍から結果的に免れることができたのではないか。そうポジティブに変換している。
これから1ヶ月は肉体労働は無理なので、プログラミングに全リソースを割きたいと思う。
粉骨砕身、頑張るつもりだ。
すでに足の骨は砕けてはいるがネ。
追記
ちなみに、塞翁爺さんが大切にしていた高価な急須を割ってしまった場合、「人間万事休す(急須)」となる。
お後がよろしいようで(?)
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