30歳の私とタイタニック
前回からの続き。
約四半世紀ぶりにタイタニックを見ることになった私。
まずディカプリオの顔面の美しさに失神しそうな衝撃を受けた。
今の渋いレオ様(レオ様呼び)の演技は大好きで出演映画は多々見ていたが、顔面をかっこいいと思ったことは一度なかった。なんと失礼なことか。
この少年っぽい儚さと、大人の色気、両方を待ち合わせたレオ様が最高なのだ...
こんな美しい時期の彼を映像に残してくれてありがとう、キャスティングしてくれてありがとう。とジェームズキャメロン監督にお礼を述べ続けた1時間半といっても過言ではない。
当時もレオ様の美貌に日本中が、いや世界中が湧いてたに違いない。
時計台で振り返るシーンの微笑みには心を射抜かれた、このシーンのグラフィックTシャツがあるなら購入したいとまで考えは及んだ。
幼少期は特に印象の薄かった前編の華やかラブストーリーが楽しく、それと同時に後編の展開を想像すると気持ちが沈む、そんな複雑な心境で前編視聴終了。
後編放送まで2回前編を鑑賞し気持ちを高めに高めて後編へ。
カットされたか..?と思っていた例の窓手形シーンもあり一安心。
曲がいい。タイタニック号が沈没する最期のシーンなどは25年前と思えぬ迫力。
製作費はとんでもないのではないだろうか。
CGを使ってるようには見えない。
そして最後の、最後。
目を閉じて横たわるローズには、在りし日のタイタニック号に集う笑顔の乗員乗客の姿が見えており
あの時計の前で待っているのは、タキシード姿ではなく、普段の薄汚れた服を着たジャック。(超絶イケメン)
彼が笑顔で迎え入れるローズも出会ったあの日の若い姿で。
流れるMy Heart Will Go On
涙腺崩壊である。この最後のシーンあろうことか全く覚えていなかった。
地上波だから仕方がないことだが、もっと余韻を楽しみたかった!!!
劇場で見ていたならばエンドロール明けまで泣き続けるやつだ。絶対起立できない。。
不朽の名作ってこのことだ。
洋画動員No. 1納得。むしろ私は動員されていないことに恥すら覚える。
劇場で見たかった...。
とまぁ、一連の感想を書いたが、当時と少し違う印象を持った部分について書くとするならば、婚約者のキャルについてである。
長くなったので三十路が感じた勝手なキャル考察は次回へ。
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