マッチングアプリで知り合った女の子から「怪しいビジネス」を紹介された件
このnoteを書き始めた10分前の私に起こった出来事を書いていこうと思います。タイトルの通り、マッチングアプリて知り合った女の子と「金儲けの話」になった件です。
こうやって「怪しいビジネスは広まるんだ」と知ってもらえると幸いです。
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きっかけは、マッチングアプリのメッセージでした。
3日ほど前に始めたアプリですが、可愛らしい女の子とマッチングした私は浮かれ気分でした。そして、彼女と何度かメッセージのやりとりをしているうちに会ってみようという話になり、トントン拍子で出会うことになりました。
待ち合わせは駅の改札、私の目に映ってきたのは、全身ハイブランドの彼女でした。
ヴィトンの服、ヴィトンのカバン、ヴィトンのベルト、そして高級デパートの化粧品コーナーのような高級な香りが漂います。
「やばい、俺とは全然違うタイプの人だ」
話が合うか不安に感じながらも近くのカフェに行きました。
席に座り、お互いにマスクを外します。(ここなんか緊張した)
・・・と彼女の顔を見ると
「めちゃくちゃ可愛かった!」
すんごい好きな顔でしたw。
高揚するテンションを隠しながらもまずはお互いに自己紹介します。どんな仕事をしているのか、どんな場所に住んでいるのか、趣味は〜と話しているのですが、この辺りから雲行きが怪しくなってきます。
彼女のプロフィールがどれもいわゆる普通の20代半ばの女の子ではなかったんです。
・仕事なしの自称ニート
・都内の一頭地住み
・タワマンへ引っ越し予定
こんなことを聞いて「こりゃすごい人に出会ってしまったぞ」と思いつつも、「なんか怪しいなー」という考えが頭にこびりついています。
しかし、可愛らしかったので勧誘されてもそれはそれで良いかと思いながら、彼女の話を聞くことに徹していました笑。
聞いていく中で彼女が仕事なしで生きている理由が分かってきました。一言で言ってしまえば、負けない投資方法を知っているからです。
彼女曰く、投資には株やFX以外にも様々な方法があります。そして一部の人は負けにくい方法を分析しており、そのデータベースを使えば誰だって金を稼ぐことができるんだそう。実際彼女はその方法を実践して8ヶ月で働かなくて良い収入を得ることができたんだそうです。
いかにも怪しいビジネスの香りがしますが、僕は返す言葉もなく「すごい」「いいですね」「ほんまですね」と相槌をつきまくっていました。
ちなみに、この辺りからデートという感じは全くありません笑
側から見たら、怪しいビジネスに勧誘する若い女の子とそれにまんまと勧誘されるサラリーマンという構図です。
そんな話が1時間ずーっと続きました。
僕はもう眠くて眠くて仕方ありません。けど、話は聞いている顔、目だけはバッキバキにして、とにかく閉店の時間が来ることを祈りました。
閉店間近、店員さんが帰るように案内します。
ここだと思い、「そろそろ出ようか」と言いましたが、彼女は「最後の一杯まで」と言い、手元のコーヒーを離しません。完全に(カモとして)ロックオンされていると気づきました。
そしてそこから、彼女の豊かさ自慢がヒートアップします。
も〜う止まりません。
最近は星野リゾートに行って良かったんよ
経営者の友達がたくさんいるんだよね
昼間からカフェでくつろいでいると最高だよ
全ては「そのノウハウを教えてほしい」という言葉を僕が発するためでした。でも僕はもちろんそんなことを言うはずがありませんw。とにかくそのNGワード以外でその場を乗り切ろうと思い、「いいね!」「すごいね!」「へ〜それはいいね!」の連続でした。眠さで語彙力も低下してました。
カフェで最後の1組になるまで僕と彼女は話続けました。
「・・・もう、本当に眠かった」
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今振り返ってみても、怪しいビジネスだと思います。
僕はこう言うビジネスに勧誘されるのは何回か経験しており、相手の手口もなんとなくわかります。そして自分がそう言う人のターゲットにされやすいことも理解しています。そんな中で相手が怪しいビジネスかどうかを見極める方法が1つあると思います。
それは、、、
「帰り時間が迫ると相手が急に話が多くなるかどうか」
です。
今回の場合だと、閉店1時間になると彼女がひたすら話し続けていました。それもそのはず、相手の目的は私がそのビジネスに興味を持ってもらうことなので、そのための材料はとことん提供しますし、私が話に乗っていなかったら、尚更話を広げてきます。
普通は相手が乗り気じゃない話は変えたりするもんですが、こう言うビジネスの場合はそうじゃない。相手が乗らないなら、乗るまで本気で話すのです。
いつの間にか対話じゃなくて、説得や教育になっていました。こういう人は割と身近にいるので、何かのご参考に!