前職の経験は意外なところで活きる
今日は「前職の経験は意外なところで活きる」という話をしたいと思います。転職を考えている人、転職をした人の参考になれば幸いです。
はじめに僕の経歴から話したいと思います
僕は前職では印刷会社で営業をしていました。お客さんから仕事をもらい、デザイナーにデザイン依頼をして、工場と納期調整をして、お客さんに仕上がった印刷物を収める。受注〜デザイン依頼〜製造〜納品までを担当していました。3年10ヶ月勤めたその会社を辞めて、「タイムリープ株式会社」に転職しました。クラウド系サービスを扱う会社でCS(カスタマーサクセス)として働いています。
ざっくり言うとこんな感じです。
で、前職の何が役立っているかと言うと、「受注〜デザイン作成〜製造〜納品」を担当していたということです。今になって気づいたんですが、この業務から色々な力を得ていたんだなぁと思います。
・受注:相手の頭の中にあるイメージを読み取る力
・デザイン:イメージを具体的なデザインに落とし込む力
・製造:工場との納期調整や価格交渉の力
・納品:最後まで確認する力
僕が勤めるタイムリープ社は19年創業で従業員拡大中のベンチャー企業、一人一人がいくつもの仕事を請け負っているのが現状です。僕もCS(カスタマーサクセス)ですが、それ以外の仕事も多くこなしています。そんな中で、上に挙げたような力を使う場面が結構多いのです。
具体的にどう使うのか?
僕は今デザイン作成に結構携わらせてもらっています。マニュアル作り、動画作り、会社紹介資料作りなどなど。ここで活きるのが前職の経験です。
例えば、マニュアルを作る際には、「読んだ人が理解しやすいこと、間違いを極力減らすこと」がとっても大事です。それは、僕が前職で毎日のように行っていた仕事に大きく関係します。
「色数は2色をベースに、目立たせたいところに3色目を使う」
「画像の大きさは大きすぎないようにする」
「上下左右の余白は全てのページで統一する」
前職では指示を出すだけだったんですが、今は自分で手を動かしながら身を持って体感しています。
今の仕事も必ずどこかで活きる
仕事をしていると「これ、何の意味があるんだっけ?」と思うことってあると思います。僕も結構そう思ってやる気をなくすことがありました。
でも、意外とその(一見意味のない)経験が活きる場面はあります。
だから、どんな仕事でも腐らずに取り組んでみることが大事なんじゃないかなぁと思います。また、何か新しい仕事をするときは、自分の過去の経験と紐づけて考えてみるのも良いかもしれません。
それが成長するってことなんじゃないかなと思うのです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!