MANIFESTO(マニフェスト)/YVES SAINT LAURENT(イヴ サンローラン)の香水レビュー
作品について
テーマは、「情熱に身を任せて生きる」マニフェスト。
はじけるような笑い、声の艶やかさ、存在感、オーラ。
女性らしさの再定義をするのが、マニフェスト。
香り
その香りは女性の大胆さを称えます。
グリーンの香りが効いた爽やかなシトラスの香りかが弾けるような笑い声のように、グリーンのアクセントが存在感を演出。
ジャスミンサンバックが透明感をプラスするように、ルールに縛られず、
大胆で自由なさまを感じさせます。
そこにほんのりカシスの香りが効き、いきいきと情熱的に生き常に人々を驚かせ魅了する女性を連想させます。
作品プロフィール
レディース
2012年発売
調香師:Anne Flipo, Loc Dong
オリエンタルタイプ
特徴的なノート:フルーティノート、グリーンノート
香りの構成:
トップノート:カシス、ベルガモット、グリーンノート
ミドルノート:スズラン、ジャスミンサンバック
ラストノート:シダーウッド、サンダルウッド、バニラ、トンカマメ
ブランドについて
創設者イヴ・サンローランは、時代の流れを捉え、常に新しい流れを作ってきた革命的なファッションデザイナー。
彼は「デザイナーの使命は、時代の流れを把握し、これから起こりうることを感じ取り、表現していくこと」だと述べています。
新しいスタイルを確立しモードをの流れを生み出す。
1960年代ブランド設立当時は、イヴと同世代の若い世代の女性が纏うことができる服を作ることを強く望んだそうです。
1964年、ブランド設立から2年後に「Y(イグレック)」という香水を発表しました。
彼にとって香水は「コレクションと同様に、私の考えを香りで表現したい」と述べていたそうです。これまでもエレガントかつ斬新な香りを発表してきました。
世界基準の調香技術、スタイリング技法を学んだ香りのスタイリストが香水をご紹介!一つ一つ香りを分析し、レビューを掲載しています。
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