PARIS(パリ)/YVES SAINT LAURENT(イヴ・サンローラン)の香水レビュー
作品について
小粋で機知にあふれ気品と優雅さを兼ね備えた、パリを象徴する女性。
ロマンスの街パリは、イヴ・サンローランが愛した街。
そのパリを愛する全ての女性に捧げるために創り出された、フローラルブーケを。
香り
ミモザやスミレのパウダリっくな香りがローズの華やかさを引き立てるような
ロマンティックな香り。
沢山の花々というよりも、一輪ずつ大ぶりな存在感を放つ薔薇の花のような印象をもたらします。
作品プロフィール
レディース
1983年発売
調香師:Sophia Grojsman
フローラルタイプ
特徴的なノート:パウダリーノート
香りの構成:
トップノート:ミモザ、オレンジフラワー、グリーンノート、ローズ、ブルジョン・ド・カシス、ベルガモット、ゼラニウム、ヒヤシンス、サンザシ、キンレンカ
ミドルノート:スミレ、イリス、ジャスミン、イランイラン、スズラン、ローズ、ユリ
ラストノート:サンダルウッド、アンバー、ムスク、オークモス、ヘリオトロピン、シダーウッド
ブランドについて
創設者イヴ・サンローランは、時代の流れを捉え、常に新しい流れを作ってきた革命的なファッションデザイナー。
彼は「デザイナーの使命は、時代の流れを把握し、これから起こりうることを感じ取り、表現していくこと」だと述べています。
新しいスタイルを確立しモードをの流れを生み出す。
1960年代ブランド設立当時は、イヴと同世代の若い世代の女性が纏うことができる服を作ることを強く望んだそうです。
1964年、ブランド設立から2年後に「Y(イグレック)」という香水を発表しました。
彼にとって香水は「コレクションと同様に、私の考えを香りで表現したい」と述べていたそうです。これまでもエレガントかつ斬新な香りを発表してきました。
世界基準の調香技術、スタイリング技法を学んだ香りのスタイリストが香水をご紹介!一つ一つ香りを分析し、レビューを掲載しています。
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