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いつも、心に、祭壇を

東京都現代美術館に、初詣に行った

ムスメは、二階のサンドイッチで、なんか素敵なものを食べられるかなってつられて一緒に来た。

11歳のムスメが長い時間をかけてみていたのは、前本彰子さんの神棚。

ひとつ、ひとつ丁寧に覗いて、確かめて、頷いていた。
わたしは若い娘たち、姉妹たちのために作られたように思える祭壇に、その間中祈りを捧げていたかもしれない。

悪いことが起きませんように
怖いことが近づきませんように
悪が滅びますように
明るく、気持ちの良い道がどこまでも続きますように


ポップに彩られた神棚

素晴らしい祭壇だった
わたしが失ったものや人も、祀られている気がしたし

わたしが玄関にひとつひとつ並べているフィギュアも、なんだか“祈り”であるようにも感じた。


2025年、すべての女の子たちが心安らかでありますように

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