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それでいいのだ。

現在の地に住んで5年になる。

愛犬2匹と暮らしていたが、1匹は昨年の春に虹の橋へ旅立った。

目のくりくりした可愛い奴だった。

現在は認知症の相棒と暮らしている。

人間と同じで、犬だって歳を重ねれば認知症になる。

獣医さんによると重度の認知症とのこと(ほんまかいな〜)

物忘れ、食事を食べたか覚えていない。家中を徘徊、特に夜中。
尿失禁、散歩の途中で道がわからなくなる。。。

2、3年前までは颯爽と走り、意気揚々と歩いていたが、
今はオムツをつけ、ヨタヨタと歩き、途中で休憩。。。
体力持たず抱っこされて帰宅。

時々、自分の衰退に戸惑い、悲しげな顔をしている。

気にするな。それでいいのだ。
俺もそのうち同じ状態になるよ。

散歩仲間のわんこ達も老犬となったもの、姿が見えなくなったもの、代替わりしたもの色々だ。

犬の生涯は人生の縮図である。

それぞれの犬生があるだろうが、胸を張って生きてくれ!

君らとの過ごした時間で救われた人間は少なくない。

老人と老犬、まだまだ珍道中を歩んで行こう。

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