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寄生獣のミギーの最期について思うこと

あまり言及されないが、寄生獣のミギーの最期についてよく考える。

それは外界と断絶し、精神の奥深くに沈潜するというものだ。しかし、自ら望んで俗世間から離れ、主に精神的かつ難解な探求を行う「象牙の塔」とは少し違う気がする。言語化できない概念なのかもしれないが、その答えを探し続けている。

僕は趣味や仕事を通じ、それなりに外界と関わりを持つことで、かろうじて人間らしさを保ってきた。
が、生まれつきの自閉的な性格は年々強まっているように感じる。我が強いのだろう、きっと。だから、みずから他人との関わりを持つことはほとんどない。そんなライフスタイルが「人外」のミギーと重なるのだ。

別にマンガが好きというわけではない。 マンガそのものになりたかった。

(初出:X 2024/09/07)


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