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西〇理〇子の公開ハラスメントについて

さいきん話題のハラスメント。思い出すのは西原理恵子のこと。

もう10年も前の話になるが、普通に褒めたら、わざわざエゴサしてきて罵倒され、心底不愉快だった。その後の評判は言わずもがな。

現在でこそ西原理恵子は「毒親」として知られるが、当時はまだ無頼派キャラとして認識されていた。これは彼女からしたら「通常運転」だった。今でこそ実娘への虐待が露見し、その評判は地に堕ちたが、要するに「親になるべきではないタイプ」だった。「ベストマザー賞の呪い」である。

自分は当時高校生で、西原の息子とはほぼ同い年。カーチャンに近い人間が、こういうことを平気で書くわけだから、娘の虐〇疑惑はさもありなん。

無頼を気取るにしても、理由なく安全圏から弱そうな相手を罵倒する、その精神性こそが、90年代以来のクソサブカルの本質ではないか。一般論として。

p.s.
10年経ったので考えてみた。
時代は少し変わったように思う。西原は『ちくろ幼稚園』からのファンだったけど、これをきっかけに「作者の人格が、少なくとも自分の基準で唾棄すべきものであれば、その作品は見る価値がない」というのが、自分の基準になった。これは今でも間違っていないと確信している。

(初出:X 2024/09/06)


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