第10号 Freelance Therapist Magazine(フリーランスセラピストマガジン)
> Freelance Therapist Magazine
> 2020年7月17日 第10号
マガジン執筆のきっかけと目的
> 1.気になったニュース
「オンライン管理型心臓リハビリ」の医師主導治験の開始
ミズノの新スニーカー
> 2.学びが深まる情報
ライフデザインという考え方
> 3.質問コーナー
複数の仕事を行うにあたって時間管理のコツはありますか?
> 他
どーも、田代雄斗です。
先月急にこのマガジンにて記事執筆を始めたのですが、連載を続けて10号になったのを機に改めてこのマガジンを始めたきっかけと目的について書いてみようと思います。
まず想いとしては、「もっと多様な働き方を知り、自分らしい生き方が出来る人が増えて欲しい」というものです。
自分の場合は学生のときからスポーツに関わる仕事をするという想いがありましたが、「スポーツに関わる仕事をするのは難しい」と言われることは非常に多かったです。それでも学生の頃はなんとか続けているうちにうまく道が見つかるだろうと楽観的に思っていましたが、働き始めてからもなかなか苦労が多かったのが現状です。
実際に理学療法士資格を取得してスポーツに関わる仕事を始めたのですが、まず最初は主に病院の非常勤勤務と大学院の研究を並行して行っていました。そのような動き方を行う中で将来的なスポーツの仕事をイメージすると研修や合宿・試合の帯同などの時間が増えていくだろうと思われ、今まで同様の動き方を続けていてはかなり無理があることを感じ始めました。
自分の場合は主に関わっているのが日本ではマイナーなボート競技だったこともあり、もしこのスポーツだけで生計を立てようと思うと当時は日本代表専属のトレーナーになるか、社会人チームのトレーナーになるしか道はないと感じました。また自分としてはスポーツだけではなく、物理療法の研究や障害者支援にも興味があったのでなんとかそれらを両立できる働き方はないものかと模索し続けていました。
そんなことを思いながら働いていくうちに、個人としては1つの所属だけに留まらずフリーランスとして様々な仕事を並行して行う方向性にたどり着きました。このように動いているとやはり同じような志を持っている人と出会うことも多くなるのですが、働き方の悩みを抱えている人もおりアドバイスさせていただく機会も増えてきました。
そこからこのようなマガジン形式で発信していくことで、スポーツに限らず自分のやりたい仕事を自分らしくしていきたいという同業の方の役に立てるのではないかと思ったのが執筆を始めたきっかけです。
特に医療以外の経済的なニュースやエビデンス情報、フリーランスとしてのリアルなお金の話、将来的な資産形成などは学ぶ機会が少ないため、まとめて情報を得られる場があれば自分のように試行錯誤する時間も減り、読んだ方が目指す働き方を実現する近道になるのではないかと考えました。
よって、目的としてはこのマガジンを通して新しい働き方・生き方を目指す同業の方の役に立てるような情報発信を行いサポートしていくことです。質問があればこのマガジンの質問コーナーでもお答えしますし、読者が増えてきたら読者同士で交流するような場も作っていけたらと考えています。
自分自身もまだ道半ばですが参考までに自分の活動についても共有して、ぜひとも志を諦めずに一緒に頑張れる人が増えたらいいな、と思っていますので興味のある方は購読していただけたらと思います。
それでは今回もよろしくお願いします。
1.気になったニュース
「オンライン管理型心臓リハビリ」の医師主導治験の開始
大阪大学大学院医学系研究科の坂田泰史先生(循環器内科学)を中心とした研究グループは、このたび、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)に治験届を提出し、心疾患に対するオンライン管理型心臓リハビリテーション医療機器(通称:RH-01)の医師主導治験を開始する運びとなったようです。これはリハビリ領域における遠隔医療として国内初の医師主導治験となるようで気になったので、今回深堀りしてみようと思います。
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