麻雀プロが就職せずに始める新しいこと〜牛たちのかくれ家〜
今回は「新しく始める事業」について書きます。
一言で表すと「行き場を失った牛たちの新しい居場所」です。
名前は「牛たちのかくれ家」
立ち上げるきっかけ
生き物が大好きな自分でしたが、これまでの興味の対象は幼稚園で「昆虫」そのあとは研究対象でもあった「魚」「寄生虫」のように小さな生き物が中心でした。
修士課程2年生の時にちょっとした出会いから、「牛」に初めて触れる機会が生まれました。
今までに、自分よりも大きな生き物と触れ合った経験は調査中に山の中で出会ったヒグマくらいなもので、新鮮なものでした。
(ヒグマの話はまた別のNoteで書こうと思います。)
これまでの牛に対する知識は
「乳牛と肉牛がいる」
「食べてすぐ寝る」
「胃が4つある」
このくらいなもので、実際に触れてみると知らないことだらけでした。
「牛乳を搾るには子牛を出産する必要がある」ことをはじめとして、家畜動物がどのような生活を送っているかは牛乳やお肉として普段の生活でお世話になっているのにあまりにも自分の知識が乏しいことを実感しました。
中でも一番衝撃を受けたのは、障がいや事故などが原因で家畜動物として生きられなくなった牛たちの行方で、このような境遇の牛たちはほかに生きる道がないため、廃用・殺処分という形で一生を終えることです。
そんな牛たちの新しい居場所、新しい形で活躍できる場所を作りたいという気持ちを持った人と出会い、その気持ちに賛同し、二人で牛たちのかくれ家の立ち上げを決めました。
牛たちのかくれ家が目指すもの
「牛たちのかくれ家」では、
・牛たちが自分らしく生きられる場所
・アニマルセラピーという形で新しい活躍の場を作る
この2点です。
人と牛が「ともだちのような感覚になれる場所」を目指していきます。
保護牛第一号「まめちゃん」
牛たちのかくれ家で受け入れる牛がすでに1頭決定しています。
名前は「まめちゃん」
「まめちゃん」は双子の妹として生まれてきました。
オスとメスの異性双子で生まれてきたメスの子牛は、「フリーマーチン」と呼ばれ、子供を産めない体であることが知られています。
子供を産めないオスやフリーマーチンは肉用牛として肥育農家さんに買ってもらうのが一般的ですが、早産で産まれたまめちゃんはとても小さく、肉用牛としても買う人はいないだろうと言われました。
このままでは引き取り手がなく、行き場を失ってしまうため「牛たちのかくれ家で引き取らせてほしい」と相談したところ快諾していただきました。
ここ最近の屋根のポストはまめちゃんを引き取るための牛舎の整備を行っていました。
これからについて
まず、クラウドファンディングを始めようと思っています。
牛は身体は大きいですが、非常に繊細で臆病です。
そのくせ新しいものには興味津々で寄っていきます。
麻雀プロとしての活動と同時に、多くの人にとって身近な存在なのに、実はあまり知らない牛のことを伝えていける場所を作れたらと思っています。
応援よろしくお願いします!
牛たちのかくれ家の活動についてはこちらで発信していきます!
X:https://x.com/ushi_kakurega?s=11&t=Agyggb2hbYZr06-GaYXgEw
Instagram:https://www.instagram.com/ushi_kakurega?igsh=MTN4c25nMGhwcXRtdQ==
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