相棒(バディ)が欲しい。
もう寒いとか言うのやめます。どうも、コーシです。
私の好きな映画の多くに共通して言えることがある。それは”相棒がいる”ということだ。(あと大体ブラピがいる。)ファイトクラブとかオーシャンズシリーズとかパルプフィクションとか。
もはや何回目だろうか。先日、タランティーノ監督、ディカプリオとブラピが主演の『Once upon α time in HollyWood』をまた観た。もう4回目くらい。
私はこの作品が大好きだ。主演の2人の無駄な力が抜けた信頼感。お互いがお互いのことを最も理解しているとお互いが分かりきっているこの2人の空気感が大好きだ。
そこにタランティーノのセンスが乗っかって、もう最強の”カッコいい”を見せつけてくれる。
そして毎回思う。「相棒(バディ)欲しいなァ!」と。
先日ライブに行って電気グルーヴを見た時も、オードリーのオールナイトニッポンを聴いている時も、思ってしまった。
相棒という関係に憧れがある。
いやもうすでにいるのかも知れない。
ちょっと思考を巡らせてみる。。。ひょっとしたらあるかなと思える人が3人くらいはいるが、なんだかおこがましさを感じてしまう。
こちらからしてみれば全然相棒と言えるのだが、向こうから見て私が相棒かどうかは怪しい。やはり相棒ってのは相互的な相棒意識が必要だ。みなさん私と違って交友関係がお広い。
余談だが、”友人と2人でいる時にその友人が知り合いを見つけて、その知り合いと少し雑談とかを始める。”といった経験を皆さんはしたことないだろうか。多分あると思う。地元のお祭りとか、大学のキャンパス内とか、イベント会場とか、学校とか。
私は特に何も考えずに微笑ましくしている。良い交友関係があるんだな〜と適度に距離を取って少し暇を潰す。
しかしふと思う。「俺、”知り合いを見つけて、雑談し出す”側になったこと一度もねぇな!」。。。そもそもの知り合いの母数が少ないと思うし、もしその場に知り合いがいても私は気が付けない。交友関係が露骨に狭い。もう別にいいよね。
と言うかそもそも相棒に「ひょっとしたらあるかな」とか無いだろ。相棒ってのは絶対的に相棒!!!!なんだよ。
そんなことを考えていた昼下がりのリビング。私は「ワン!!!」という声で我に帰った。
愛犬ポンタだ。ボーッとしていた私に一発「ワン!!!」と入れてくれた。
じっとこちらを見つめている。その目はまるで私に対して「俺がいるだろ。ワン。」と語りかけているようだった。
ハッとした。こいつ、さては俺の相棒だな。
確かに連れ添い歴で言えば群を抜いている。2人(というか1人と1匹)でいる時間も長い。
こいつは愛犬ポンタでは無かった。相棒ポンタだった。
なるほどお前だったかと納得した私は、ソファーに深く座り直し、視線を部屋の奥にやると、おトイレシーツの上にウンチがされていた。
どうやら相棒ポンタはウンチの報告を私にしにきたようだ。と言うか「早く片付けろ。」と言っているのだろう。
なぁ相棒。相棒に排便の報告をする相棒がどこにいるんだ。
そう心で呟きながら、私は愛犬ポンタのウンチを処理した。
コーシ しそとツナ缶。
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