ネガティブ思考をポジティブ思考に!プロ選手が実践している方法とは
試合で練習の成果がうまく出せない。
試合ではいつも不安になる。
緊張しすぎで身体がガチガチになる。
スポーツをしているとそんな経験があるかもしれない。特に全国大会などの大事な大会では余計になりやすいだろう。
そこで有効な対処方法は、気持ちを切り替えることや気持ちを落ち着かせることである。つまり、自分の『メンタル』について理解し、自分で緊張や不安を取り除いていく作業がとても重要になるだろう。
そこで、パラ水泳でいくつもの金メダルを獲得しているアメリカのマケンジー選手のメンタル対処方法に注目が集まっている。
彼女が実践しているのは、リフレーミングという方法だ。
リフレーミングとは、ある物事に対する「考えの枠組み」をいったん外し、視点や捉えかたを変える手法のことだそう。頭の中で「言い換え作業」をし、ネガティブな思考をポジティブな思考に変換することが重要となるらしい。
例えば、水泳のレースでうまくいかない時があったとしよう。終わった後に、「今日はうまく泳げなかったなぁ」と思うだろう。
しかし、うまく泳げなかった、練習の成果が出せなかったということから、学ぶところがあるかもしれない、とまずは考える。
そして、次に改善点や逆に今回良かった点もあるかもしれない、という思考に切り替えていく。そう考えるうちに、『次回もっと頑張ろう!』『練習でしっかり改善していこう!』とやる気が出てきて、ポジティブな感情が湧き出るようになる。
このように、マイナス思考をプラス思考に変換し、その作業を繰り返すことがリフレーミングであり、ネガティブな出来事もポジティブに捉え次に活かすことができるようになってくるのだ。
マケンジー選手もネガティブな感情になった時には、『誰も完璧じゃない』『他のみんなにも起こっていること』と捉えなおすようにしているようだ。
これは、プロ選手から学ぶべきメンタルとの向き合い方であろう。
実際にスポーツ場面だけでなく、大勢の前でスピーチすることや資格試験を受けることにも活用できそうだ。
失敗しない人なんて世の中にはいない。
大事なことは、失敗したことをどれだけリフレーミングし、前を向いて失敗から学びを得るかである。そして、ポジティブ思考に変換する。これは、成功する者の共通点ではないだろうか?
皆さんもリフレーミング、是非実践してみてはいかがでしょうか。
↓より詳しく知りたい方は以下の論文参考になります。
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編集長