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パラリンピック選手を教えるってどうしてるの?

「学び合い」 + 「教え合い」

これが一方的な教えるとは違う。。

Youtubeで「コーチとアスリートの学び合い」という日本体育大学コーチングエクセレンスセンター主催のセミナーを受講した。

https://youtu.be/p0zSTC_B2TE

パラリンピック選手の指導について、以下の3つの議論が印象的であった。

・健常者コーチがパラ選手を指導する際の注意点
・パラ選手の指導の難しさ
・健常者とミックスでトレーニングをすること

簡単にまとめると、
・健常者コーチがパラ選手を指導する際の注意点
 ⇒ 障害特性を理解する。
   特に医学的配慮(褥瘡など)

・パラ選手の指導の難しさは?
 ⇒ アスリートとしての価値観が違うところ。
 ⇒ 言葉で伝えずらい
   (視覚障害の選手に対して)
 ⇒ 健常者の当たり前が通じない。

・健常者とミックスでトレーニングをすること
 ⇒ 全て一緒に練習をすればいいわけでない。
 ⇒ 選手が一緒にしたい思いがある場合、
   コーチは一緒にできるよう配慮すべき。

もっと知りたい方はYoutubeで見れます。本当に学びのあるセミナーでした。
https://youtu.be/p0zSTC_B2TE

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パラリンピック選手を教えるってどうしてるの? 


教え方で何が正しいとか断言するのは、なっかなか難しい。

しかし、1つ言えることはコーチが学び続ける姿勢を常に忘れないということ。教えるという言葉よりも、

「学び合い」 + 「教え合い」

のほうが表現がふさわしいと思う。

これを心に留めておかなければえらいことになる。

歳を追うにつれてコーチがアスリートから学ぶことを意識しなくなり、気がつけば時遅し、選手がコーチから離れていく様子を少なからず見てきた。

特に、パラ選手を指導する時はコーチの価値感や指導法を押し付けるとうまくいかない。なぜなら、1人のパラ選手の人間性や生きてきた背景に加え、障害に合わせた only one のコーチングがあるからだ。パラ選手に限らず、キッズからマスターズの選手に対してもそうである。

選手と肩を並べ一緒に競技について考え、良い方向へ導いていく。
「学び合い」 + 「教え合い」

これが非常に大切なことではないだろうか。
選手指導をする立場として肝に銘じておきたい。

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編集長

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