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25_救急救命士が行う処置①【救急救命士国家試験対策】


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国家試験定期試験出題内容のまとめ

【救急救命士が行う処置①】

1. 気道確保

  • 目的: 気道の狭窄や閉塞を解除し、気道を開通させること。

  • 頭部後屈あご先挙上法の禁忌: 頸椎外傷や疾患が疑われる場合は禁忌。

  • 修正下顎挙上法: 頭部を保持し、下顎角を押し上げる。

  • 経口エアウェイの禁忌: 咽頭反射が残っている場合は使用しない。

  • トリプルエアウェイマニューバー: 開口、下顎挙上、頭部後屈の3つを併用。

  • 経鼻エアウェイの禁忌: 鼻出血、顔面骨折、頭蓋底骨折が疑われる場合は使用しない。

  • 異物除去:

    • 用手的除去は、背部叩打法、腹部突き上げ法、胸部突き上げ法が使用されるが、乳児、妊婦、肥満者には腹部突き上げ法は禁忌。

    • 喉頭鏡とマギール鉗子での除去は、咽頭から声門までの異物に使用。

2. 気道確保器具

  • ラリンゲアルマスク: カフで喉頭周囲を覆い換気を行うが、喉頭や咽頭に変形がある場合は禁忌。サイズは体重に基づく。

  • i-gel: カフを膨らませる必要がないラリンゲアルマスクの一種。禁忌はラリンゲアルマスクに準じる。

  • コンビチューブ: 身長122cm以上の傷病者に適応するが、食道静脈瘤や腐食性物質誤飲時は禁忌。

  • スミウェイWB: 身長130〜180cmの傷病者に使用する、食道カフ25mL、咽頭カフ120mLの容量である。

3. 気管挿管

  • 適応: 心臓機能停止かつ呼吸機能停止状態、概ね15歳以上の傷病者が対象。

  • 標準サイズ: 成人男性は7.5〜8.0mm、女性は7.0mm。

  • 試行回数: 喉頭展開と挿管は最大2回まで。

  • BURP法: コーマックグレード1でない場合に適応。

  • コーマックグレード:

    • 1: 声門全体が視認可能。

    • 2: 声帯の後部が視認可能。

    • 3: 喉頭蓋のみ視認可能。

    • 4: 舌根部のみ視認可能。

  • 困難症例の原因: 顎関節機能障害による開口障害が最も多い。

  • ビデオ硬性喉頭鏡: 特殊なブレードとモニタによる声門視認を容易にする。

  • エアウェイチェッカー: 気管挿管後に4秒以内に再膨張することを確認。

  • カプノメーター: 呼気中の二酸化炭素を確認し、気管挿管の確認に使用。

4. 酸素療法と呼吸管理

  • 気管吸引: 分泌物や異物を除去する目的で、吸引圧は粘稠物質がある場合150mmHg程度まで使用可。

  • 高流量酸素投与: 慢性呼吸不全患者にはCO2ナルコーシスのリスクがあるため注意が必要。



問題

  1. 気道確保の目的は、気道の________や閉塞を解除し、気道を開通させることである。

  2. 頭部後屈あご先挙上法が禁忌となるのは________の外傷や疾患が疑われる場合である。

  3. すべての処置は「観察-判断-処置-________」の繰り返しで行い、医療機関へ搬送し医師に引き継ぐまで継続する。

  4. 修正下顎挙上法は頭部を保持した状態で母指または示指で________を押し上げる。

  5. 経口エアウエイが禁忌となるのは、意識レベルが比較的よく、________が残っているときである。

  6. トリプルエアウェイマニューバーは開口、________挙上、頭部後屈の3つを併用し、気道の開通を図る方法である。

  7. 経口エアウェイは高度の意識障害などで、________沈下による気道狭窄症状が見られる時に用いる。

  8. 経鼻エアウエイに潤滑剤を塗布するのはエアウエイの________側である。

  9. 経鼻エアウェイは鼻出血、________、頭蓋底骨折が疑われる場合は使用しないほうがよい。

  10. 経口エアウェイは断面が楕円形の________型と2枚の板をH型に合わせたバーマン型がある。

  11. 意識がある傷病者への用手的気道異物除去は________叩打法、腹部突き上げ法または胸部突き上げ法を用いる。

  12. 用手的気道異物除去では乳児、妊婦、極度の肥満者への________突き上げ法は禁忌である。

  13. 指拭法は傷病者の顔を横に向けて示指に________を巻き口蓋から口角に向けて異物を出す。

  14. 喉頭鏡及び________鉗子により除去できるのは、咽頭から声門までの異物である。

  15. ラリンゲアルマスクのサイズの適応は________によって決まる。

  16. ラリンゲルマスクのサイズ4適応体重目安は________〜70kgの成人である。

  17. ラリンゲアルマスクでは、空気を挿入したカフで________周囲を覆い、換気を行うための器材である。

  18. 咽頭や喉頭の変形が見られる場合、ラリンゲアルマスクは________である。

  19. ラリンゲアルマスクの評価は、頸部の________により、カフ周囲からの漏れがないかを併せて確認する。

  20. i-gelはラリンゲアルマスクと違い、カフを________で膨らませる必要がない。

  21. i-gelを使う際に、サイズの目安となるものは________である。

  22. i-gelの禁忌はラリンゲアルマスクに________。

  23. LTを必要とする傷病者の身長が________~180cmの場合は4号が適応である。

  24. コンビチューブの適応は、身長が________cm以上(概ね7歳以上)である。

  25. コンビチューブを使用する際、________などの食道に疾患がある傷病者には禁忌である。

  26. コンビチューブを使用する際、苛性・________性のものを誤飲した傷病者では、食道損傷の原因となるため禁忌である。

  27. スミウェイWBの適応は、傷病者の身長が________~180cmの場合である。

  28. スミウェイWBの食道カフおよび咽頭カフの最大空気注入量はそれぞれ________mL、120mLである。

  29. 救急救命士が行う気管挿管の適応は、________機能停止状態かつ呼吸機能停止状態の傷病者である。

  30. 気管挿管の適応年齢は概ね________歳以上である。

  31. 心肺蘇生においては、気管挿管により人工呼吸のために胸骨圧迫を________する必要がなくなり、移動中も救助者は胸骨圧迫に専念できる。

  32. 気管挿管適応者の具体例として________による窒息があげられている。

  33. 気管内チューブの標準サイズは、成人男性が7.5mm~________mm、女性は7.0mmである。

  34. コーマックグレード1でない場合には________法を行ってもよい。

  35. 喉頭展開と気管挿管の試行は原則として最大________回までである。

  36. カプノメーターを使用しない場合は、呼気二酸化炭素検出器の色調が________色であることを確認する。

  37. 気管挿管チューブのシリンジのエアは________mlに設定する。

  38. 右口角から気管挿管チューブを正中に対し約________°の角度で挿入する(垂直方向から挿入すると視野を塞ぐ)。

  39. 気管内チューブの先端が________通過後、スタイレットを抜去する。

  40. エアウェイチェッカーが________秒以内に再膨張することを確認する。

  41. 気管挿管中、気管内チューブの位置がずれたり、食道挿管になることがあるので、頻回に________位置でチューブの深さを確認する。

  42. コーマックグレード1では、________のすべてが視認できる。

  43. コーマックグレード2では、声帯の________部と後部軟骨群が視認できる。

  44. コーマックグレード3では、________のみが視認できる。

  45. コーマックグレード4では、________部のみが視認できる。

  46. 気管挿管困難症例の最も多い原因は、________による開口障害である。

  47. ビデオ硬性喉頭鏡は________部の視認により容易に行えるような特殊な形状のブレードや光ファイバーを組み合わせた喉頭鏡である。

  48. ビデオ硬性喉頭鏡では、モニタ画面のターゲットマークが________に位置するようにイントロックの角度・深さを調節する。

  49. 気管吸引の目的は、気管内の分泌物や________を除去することである。

  50. 慢性呼吸不全の傷病者に高流量酸素を投与すると________に陥ることがある。

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解答

  1. 気道確保の目的は、気道の狭窄や閉塞を解除し、気道を開通させることである。

  2. 頭部後屈あご先挙上法が禁忌となるのは頸椎の外傷や疾患が疑われる場合である。

  3. すべての処置は「観察-判断-処置-評価」の繰り返しで行い、医療機関へ搬送し医師に引き継ぐまで継続する。

  4. 修正下顎挙上法は頭部を保持した状態で母指または示指で下顎角を押し上げる。

  5. 経口エアウエイが禁忌となるのは、意識レベルが比較的よく、咽頭反射が残っているときである。

  6. トリプルエアウェイマニューバーは開口、下顎挙上、頭部後屈の3つを併用し、気道の開通を図る方法である。

  7. 経口エアウェイは高度の意識障害などで、舌根沈下による気道狭窄症状が見られる時に用いる。

  8. 経鼻エアウエイに潤滑剤を塗布するのはエアウエイの側である。

  9. 経鼻エアウェイは鼻出血、顔面骨折、頭蓋底骨折が疑われる場合は使用しないほうがよい。

  10. 経口エアウェイは断面が楕円形のゲデル型と2枚の板をH型に合わせたバーマン型がある。

  11. 意識がある傷病者への用手的気道異物除去は背部叩打法、腹部突き上げ法または胸部突き上げ法を用いる。

  12. 用手的気道異物除去では乳児、妊婦、極度の肥満者への腹部突き上げ法は禁忌である。

  13. 指拭法は傷病者の顔を横に向けて示指にガーゼを巻き口蓋から口角に向けて異物を出す。

  14. 喉頭鏡及びマギール鉗子により除去できるのは、咽頭から声門までの異物である。

  15. ラリンゲアルマスクのサイズの適応は体重によって決まる。

  16. ラリンゲルマスクのサイズ4適応体重目安は50〜70kgの成人である。

  17. ラリンゲアルマスクでは、空気を挿入したカフで喉頭周囲を覆い、換気を行うための器材である。

  18. 咽頭や喉頭の変形が見られる場合、ラリンゲアルマスクは禁忌である。

  19. ラリンゲアルマスクの評価は、頸部の聴診により、カフ周囲からの漏れがないかを併せて確認する。

  20. i-gelはラリンゲアルマスクと違い、カフを空気で膨らませる必要がない。

  21. i-gelを使う際に、サイズの目安となるものは体重である。

  22. i-gelの禁忌はラリンゲアルマスクに準ずる

  23. LTを必要とする傷病者の身長が155~180cmの場合は4号が適応である。

  24. コンビチューブの適応は、身長が122cm以上(概ね7歳以上)である。

  25. コンビチューブを使用する際、食道静脈瘤などの食道に疾患がある傷病者には禁忌である。

  26. コンビチューブを使用する際、苛性・腐食性のものを誤飲した傷病者では、食道損傷の原因となるため禁忌である。

  27. スミウェイWBの適応は、傷病者の身長が130~180cmの場合である。

  28. スミウェイWBの食道カフおよび咽頭カフの最大空気注入量はそれぞれ25mL、120mLである。

  29. 救急救命士が行う気管挿管の適応は、心臓機能停止状態かつ呼吸機能停止状態の傷病者である。

  30. 気管挿管の適応年齢は概ね15歳以上である。

  31. 心肺蘇生においては、気管挿管により人工呼吸のために胸骨圧迫を中断する必要がなくなり、移動中も救助者は胸骨圧迫に専念できる。

  32. 気管挿管適応者の具体例として異物による窒息があげられている。

  33. 気管内チューブの標準サイズは、成人男性が7.5mm~8.0mm、女性は7.0mmである。

  34. コーマックグレード1でない場合にはBURP法を行ってもよい。

  35. 喉頭展開と気管挿管の試行は原則として最大2回までである。

  36. カプノメーターを使用しない場合は、呼気二酸化炭素検出器の色調が色であることを確認する。

  37. 気管挿管チューブのシリンジのエアは10mlに設定する。

  38. 右口角から気管挿管チューブを正中に対し約45°の角度で挿入する(垂直方向から挿入すると視野を塞ぐ)。

  39. 気管内チューブの先端が声門通過後、スタイレットを抜去する。

  40. エアウェイチェッカーが4秒以内に再膨張することを確認する。

  41. 気管挿管中、気管内チューブの位置がずれたり、食道挿管になることがあるので、頻回に門歯位置でチューブの深さを確認する。

  42. コーマックグレード1では、声門のすべてが視認できる。

  43. コーマックグレード2では、声帯の部と後部軟骨群が視認できる。

  44. コーマックグレード3では、喉頭蓋のみが視認できる。

  45. コーマックグレード4では、舌根部のみが視認できる。

  46. 気管挿管困難症例の最も多い原因は、顎関節機能障害による開口障害である。

  47. ビデオ硬性喉頭鏡は声門部の視認により容易に行えるような特殊な形状のブレードや光ファイバーを組み合わせた喉頭鏡である。

  48. ビデオ硬性喉頭鏡では、モニタ画面のターゲットマークが声門に位置するようにイントロックの角度・深さを調節する。

  49. 気管吸引の目的は、気管内の分泌物や異物を除去することである。

  50. 慢性呼吸不全の傷病者に高流量酸素を投与するとCO2ナルコーシスに陥ることがある。



練習問題

問題1
気道確保の目的として正しいものはどれか?
A) 呼吸数を増やす
B) 気道を開通させる
C) 血圧を安定させる
D) 心拍数を低下させる
E) 酸素飽和度を減少させる

答え: B) 気道を開通させる


問題2
頭部後屈あご先挙上法が禁忌となるのはどのような状態か?
A) 頭部外傷
B) 頸椎外傷
C) 腹部外傷
D) 腕の骨折
E) 肩の脱臼

答え: B) 頸椎外傷


問題3
すべての処置における基本的な手順として含まれないものはどれか?
A) 観察
B) 処置
C) 評価
D) 監視
E) 判断

答え: D) 監視


問題4
修正下顎挙上法で押し上げるのはどれか?
A) 頬骨
B) 鼻骨
C) 下顎角
D) 前頭骨
E) 側頭骨

答え: C) 下顎角


問題5
経口エアウェイが禁忌となる場合はどのような状態か?
A) 呼吸困難
B) 咽頭反射が残っている場合
C) 舌根沈下がない場合
D) 気管支炎がある場合
E) 胃内容物逆流がある場合

答え: B) 咽頭反射が残っている場合


問題6
トリプルエアウェイマニューバーに含まれない要素はどれか?
A) 開口
B) 下顎挙上
C) 頭部後屈
D) 肩挙上
E) 気道開通

答え: D) 肩挙上


問題7
経口エアウェイが使用されるのはどのような場合か?
A) 気管支炎
B) 意識レベルが高い場合
C) 舌根沈下が見られる場合
D) 呼吸数が50/分を超える場合
E) 喉頭浮腫がある場合

答え: C) 舌根沈下が見られる場合


問題8
経鼻エアウェイに潤滑剤を塗布する部分はどこか?
A) 内側
B) 外側
C) 両側
D) 先端
E) 根元

答え: B) 外側


問題9
経鼻エアウェイが禁忌となる状況はどれか?
A) 鼻出血
B) 口内炎
C) 喉頭浮腫
D) 肋骨骨折
E) 肝不全

答え: A) 鼻出血


問題10
経口エアウェイの型として正しいものはどれか?
A) カーマン型
B) ジェル型
C) ゲデル型
D) スミス型
E) グローブ型

答え: C) ゲデル型


問題11
意識がある傷病者への気道異物除去方法として適切でないものはどれか?
A) 背部叩打法
B) 腹部突き上げ法
C) 胸部突き上げ法
D) 胸部圧迫法
E) 指拭法

答え: D) 胸部圧迫法


問題12
腹部突き上げ法が禁忌となる対象はどれか?
A) 妊婦
B) 高齢者
C) 子供
D) 青年
E) 成人男性

答え: A) 妊婦


問題13
指拭法を行う際に使用する指はどれか?
A) 親指
B) 中指
C) 示指
D) 小指
E) 薬指

答え: C) 示指


問題14
喉頭鏡とマギール鉗子で除去できる異物はどこにあるか?
A) 口腔内
B) 気管内
C) 食道内
D) 咽頭から声門まで
E) 鼻腔内

答え: D) 咽頭から声門まで


問題15
ラリンゲアルマスクのサイズを決定する基準はどれか?
A) 年齢
B) 身長
C) 体重
D) 腹囲
E) 頭囲

答え: C) 体重


問題16
ラリンゲアルマスクサイズ4の適応体重範囲はどれか?
A) 40〜50kg
B) 50〜70kg
C) 60〜80kg
D) 70〜90kg
E) 80〜100kg

答え: B) 50〜70kg


問題17
ラリンゲアルマスクが禁忌となるのはどのような場合か?
A) 気管支喘息
B) 喉頭や咽頭の変形
C) 鼻出血
D) 胸部外傷
E) 腹部膨満

答え: B) 喉頭や咽頭の変形


問題18
i-gelがラリンゲアルマスクと異なる特徴として正しいものはどれか?
A) カフを空気で膨らませる必要がない
B) サイズが調整可能
C) 鼻腔に挿入する
D) 金属製である
E) 使い捨てできる

答え: A) カフを空気で膨らませる必要がない


問題19
i-gelのサイズ選定基準はどれか?
A) 身長
B) 腹囲
C) 体重
D) 年齢
E) 骨格

答え: C) 体重


問題20
LTの4号が適応となる身長範囲はどれか?
A) 100〜130cm
B) 130〜150cm
C) 155〜180cm
D) 170〜190cm
E) 190cm以上

答え: C) 155〜180cm


問題21
コンビチューブの適応身長基準はどれか?
A) 110cm以上
B) 120cm以上
C) 122cm以上
D) 130cm以上
E) 140cm以上

答え: C) 122cm以上


問題22
コンビチューブ使用時に禁忌となる傷病者はどれか?
A) 心肺停止傷病者
B) 呼吸困難傷病者
C) 食道静脈瘤がある傷病者
D) 意識不明の傷病者
E) 異物を誤飲した傷病者

答え: C) 食道静脈瘤がある傷病者


問題23
スミウェイWBが適応となる身長範囲はどれか?
A) 100〜130cm
B) 120〜160cm
C) 130〜180cm
D) 150〜190cm
E) 160〜200cm

答え: C) 130〜180cm


問題24
スミウェイWBの食道カフの最大空気注入量はどれか?
A) 10mL
B) 15mL
C) 20mL
D) 25mL
E) 30mL

答え: D) 25mL


問題25
気管挿管が適応となる傷病者の状態はどれか?
A) 呼吸機能がある
B) 心臓機能が停止している
C) 意識がある
D) 腹部膨満がある
E) 頸部骨折がある

答え: B) 心臓機能が停止している


問題26
気管挿管の適応年齢は概ね何歳以上か?
A) 10歳以上
B) 12歳以上
C) 15歳以上
D) 18歳以上
E) 20歳以上

答え: C) 15歳以上


問題27
気管挿管により人工呼吸中に中断する必要がなくなる処置はどれか?
A) 背部叩打法
B) 腹部突き上げ法
C) 胸骨圧迫
D) 血圧測定
E) 脈拍測定

答え: C) 胸骨圧迫


問題28
気管内チューブの標準サイズとして正しいものはどれか?
A) 成人男性7.5mm〜8.0mm
B) 成人男性6.5mm〜7.0mm
C) 成人女性8.0mm〜9.0mm
D) 成人女性7.5mm〜8.0mm
E) 成人女性6.0mm〜6.5mm

答え: A) 成人男性7.5mm〜8.0mm


問題29
コーマックグレード1の特徴はどれか?
A) 声門のすべてが視認できる
B) 声帯の前部が視認できる
C) 喉頭蓋のみが視認できる
D) 舌根部が視認できる
E) 声帯の後部が視認できる

答え: A) 声門のすべてが視認できる


問題30
気管吸引の目的として正しいものはどれか?
A) 気管内の分泌物や異物を除去する
B) 血圧を安定させる
C) 脈拍を減少させる
D) 体温を下げる
E) 意識レベルを向上させる

答え: A) 気管内の分泌物や異物を除去する

参考文献:救急救命士標準テキスト



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「聴いて学ぶ」救急救命士標準テキスト

25_救急救命士が行う処置①
 ①音声解説
 ②聞き流し1問1答

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