インボルク(2月)の魔女たちがする事
今日は、自然と共存する魔女がこの季節に行うインボルクのWitchcraft、
ブリギッドのコーンドールとブリジットクロスを作りながら、春の到来を祝う魔女たちのお祭り「インボルク」についてお話ししている最新動画まとめ(ここまで無料)と、IMBOLCを祝う6つの方法を綴りました。
【最新動画まとめ】インボルクのWitchcraft・・・ブリギッドのコーンドールとブリジットクロス(ここまで無料)
ケルト魔女の暦『Wheel of the Year』。
年に8回あるサバト(祭礼)の一つ、インボルク(2月1日)は、春の女神ブリギッドを祝うのお祭り。
「インボルク」は、雪解けに凛と咲く白いスノードロップが印象的な季節、立春(冬至と春分の中間)にあたります。「魔女の家」 の庭にも、可愛らしいスノードロップの白い花が咲き、春の訪れを感じます。
長い冬の眠りから目覚め、世界が春に向かう事を、ケルトの世界では
アイルランドのゲール語で「腹の中」を意味する「インボルク」と称しています。
ケルトの人々はこの時期、新たな収穫を歓迎する「火と光の神聖なお祭り」として、種まき前の土壌の浄化に' たいまつ行列’を行うなど、火を司る豊穣の女神ブリギッドに敬意を表していました。
動画で使っているのは、私がデザインしている現代魔女のファッションブランド、
Alt -the Dress of Modern Witches-から、本日発売を開始したWitchcraft(魔術)キット。
インボルクにケルトの魔女たちが「豊穣」を願いウィッチクラフトする、
魔女のおまじない「ブリギッドのコーンドール」を自分で作る、手作りWitchcraft(魔術)キットです。
ブリギッド(ブリジット)は、一年の半分を明るくし、冬の暗い季節から春に導く力を表すため、生命の復活と春の到来を祝う「火」と「豊穣」の女神として、人々に信仰されてきました。
穀物の中には精霊が宿っており、
作物が収穫されると精霊が行き場を失ってしまうと言うケルトの信仰から、
新しい作物が収穫できるまでの間も精霊を生かし続けるため、
ケルトの人々は、収穫した穀物の最初か最後の束を使ってコーンドリーを作りました。
伝統では、収穫祭の後、新たな作物に幸運をもたらす様、人形を燃やし精霊を解放します。
魔女畑や魔女山など、私は自然信仰の魔女なので、
人間には計り知れない自然の脅威へこそ、「畏敬の念」を持って信仰しています。
Imbolcの中心にあるのは、自然界の成長と再生のサイクルへの敬意です。
インボルクを祝うブリギッドのコーンドリー、完成です。
Altar(祭壇)にブリギッドのコーンドリーを飾り、インボルクをお祝いしましょう。
豊穣を司る女神に敬意を表していたケルトのインボルクは、収穫への「希望」の表れ。冬の眠りから目覚め、これからの新しい希望を歓迎する「火と光の神聖なお祭り」は、生命の復活と春の到来を祝う魔女たちのサバトです。
コーンドリーと同じく、
ブリギッド(ブリジッド)を象徴するもう一つのウィッチクラフトに
ケルト十字の聖ブリジッドクロス(Brigid Cross)があります。
聖ブリジットクロスは、アイルランドの古代ケルト文化とキリスト教の
融合を象徴するアイテムとして、長い間人々に親しまれてきました。
聖ブリジットとは、5世紀のアイルランドに生まれた聖女で、アイルランドの守護聖人の一人です。
アイルランドではもともと、ケルト民族のドルイド教などの信仰があり、
そこにキリスト教がもたらされた訳ですが、他地域とは違って
土着の信仰を全否定せずに布教していったため、アイルランドのキリスト教は二つの信仰が混ざったような独特の形に落ち着きました。
古代からの信仰とキリスト教が混ざって根付いた、と言うバックグラウンドがあり、聖ブリジットと、古代より崇められてきた大地母神ブリギッド(が混同されていき、インボルクは二人のブリギッドを讃え、春を祝う日となりました。
ブリジッドクロスの四隅は、空・火・地・水を象徴しており、アイルランドの守護のシンボルで、軒先に飾られ、春の到来を祝い、豊穣を祈るとともに、魔除けの役割も果たします。
自然信仰の現代魔女たちがウィッチクラフトするインボルクサバトの
コーンドールやケルト十字のブリジッドクロス(Brigid Cross)からは、
輪廻転生を信じ、季節の巡り・生と死・再生など、全ての森羅万象を巻き込んでいく”大きな渦”として捉えていた、ケルトの人々の死生観が感じられます。
この神秘的かつ有機的なウィッチクラフトの表現に、私はとても洗練されたものを感じます。
火と光の神聖なお祭り。女神ブリギッドを讃える魔女たちのサバト「インボルク」。10世紀から続くこのお祝いの日は、肥沃な大地を願う土着の信仰と結びついているため、私たちはこの日に自然界との繋がりを強め、生命の復活と春の到来を祝います。
インボルクのサバトは、自然の神聖な力に敬意を払う機会です。
「静脈」の中で、あなたの心に、希望に、魂に火を灯してください。
2月のインボルクに、ここ「魔女の家」で開催する、
現代魔女パラレル宇宙子のリベラルアーツ魔女術WSのお席も残り僅かとなり
ご参加出来ない方々のために、
本日発売を開始したWitchcraft(魔術)キットは、
「豊穣」を願って自分でウィッチクラフトする、魔女のおまじない「ブリギッドのコーンドール」。自分で作る手作りWitchcraft(魔術)キットです。
作り方の詳しい説明は、Altより販売されているこちらの商品のリーフレットに詳しく描いていますので、初めての方でも、またお子さんと一緒にでも、動画でご紹介したこんな風に、魔女のおまじないウィッチクラフト体験を楽しめるようになっております。
視聴者の皆様にとっても、インボルクが魔法の日なとなりますように
「ブリギッドのコーンドール」ちゃんの、自分で作る手作りWitchcraft(魔術)キットを上手に活用&楽しんでいただければと思います。
魔法を、日常の当たり前に。
お席が残り僅かとなっている、2月のリベラルアーツ魔女術WS(インボルク)では、Herbal Bathで植物たちに癒されながら、「内なるわたし」を視覚化するアートと魔法の深い体験をして頂きますが
インボルクを祝う最も効果的な方法は、瞑想と内省を行うことです。
未来の希望や夢に焦点を当て、Intention(意図)を書き留めたり、
それらを表現するウィッチクラフトや、アートワークがおすすめです。
IMBOLCを祝う6つの方法
インボルクは、一年で最も憂鬱な時期を迎えます。2 月は、春に向けて寒く、最後の張り詰めた空気のように感じることがよくあります。
冬至と春分の中間=通常2 月 1 日前後に開催されるインボルクは、冬の終わりの「希望」。
春の到来と種まきに備え、古い不要なものを祓い、新たなものを受け入れる。
そんな「浄化」の意味合いが強い、火と光の神聖なお祭りなので、「目覚めと再生」のサバトとなります。
エネルギー的な変化が起きています。春がゆっくりと近づくにつれ、インスピレーションが湧き起こる感覚です。
インボルクはベルテーンやサムハインほど活気に満ちたものではなく、人気も無いかもしれませんが(笑)それでも魔女にとっては素晴らしい季節であり、魔法のような機会がたくさんあります。
ここでは、インボルクの伝統的なアクティビティをいくつか紹介します。
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