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高収益体質を実現するための3つのこと


はじめに

20年以上、建築設備設計事務所を経営している株式会社パラダイムです。弊社は2020年のDX施策以来、高利益体質を実現させて来ました。この記事ではそれを実現するための3つの取り組みを紹介します。

最小限のバックオフィス

パラダイムには、社長以外は全て技術者で構成されています。つまり、収益に繋がらない人員はいません。間接部門の比率を極限まで下げることにより、技術者への還元、DX施策や新たな技術への投資にお金を使うことができています。

中抜き業者の排除

建設業界全体として、多重下請け構造が問題になっており、中抜き業者の存在が会社の利益率の低下に繋がっています。パラダイムでは、長期的な目線で技術者を育てる体制を整えており、パラダイムが技術を他社に丸投げすることもありません。また、受注の際にも単なる中抜き業者からの仲介を受けることなく、ゼネコン/サブコンといった元請と直接コミュニケーションをとることによって、短納期な案件をこなしたり、品質高く手厚いサポートを実現しています。

IT化を前提とした業務フロー

IT化を前提に業務プロセスを再設計することで、多くの業務で自動化が前提となり、手作業によるエラーが減少、作業時間が短縮されました。SaaSツールやクラウドサービスも充実し、大抵の場合は人件費よりもはるかに安いので、まずITで自動化できないかを前提に業務プロセスを設計するようになります。今後はAI関連のツールも充実しているので、AIもうまく導入できないかと考えています。

まとめ

これらの変革は、数多くの必敗や初期投資を伴いました。長期的には企業の競争力を高め、持続可能な成長をを実現できたため、結果的に会社にとって必要なステップだったと思います。高利益体質を目指す企業にとって、これらの何が必要で何が必要でないかを取捨選択し、世の中への付加価値に集中することで、業界内での優位性を確立する一歩となるでしょう。

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