歩かないと分からない
タイトルの写真は入り組んだ路地裏の古本屋と展示が合体した場所にありました。普通に歩いてたら通り過ぎる、なんでもない道の階段を登って階段から見えるのは向かいのアパートの扉の前で寝ている男性。こんなヘンテコな場所には僕にとって素敵な出会いがありました。
歩かないとその場所の魅力は絶対に知ることはできないけどしっかり心をいろんなところに向けないとその発見は生まれない。
面白そうな路地裏に行ってみたり、知らないお店に入ってみる。
昼間から青空の下でビールを飲んだり、古本で自分の時間に浸る。
これは自分の時間において余裕がないとできないことだと思います。
時間はみんなに平等に与えられていますが、時間の流れは人それぞれ違うスピードで流れています。速い人もいれば、遅い人もいる。
僕は流れるスピードを一度止めて没頭してみる。ということをしています。
時間、周りを気にせず心のままに歩いてみる。
少しの好奇心をいっぱいに広げて物事を見てみる。
それだけで自分が存在しているこの場所はとても素晴らしいと感じることができます。
そんな素晴らしさを僕は写真に閉じ込めたいと思っているのです。