2022年上半期のエピソード
今年も半分終わったと知って驚く…
時の流れは速い。年を重ねるたびそう思う。
そんな中でも、今年1月~6月は自分の中でけっこうな変化があった。
というわけで、自分の中での大きなエピソードを記しておこうと思う。
1月、引っ越し
今まで引っ越しは何度も経験してきた。その中でもこの引っ越しは特別なものとなった。
いわゆるシェアハウス形態の物件へと引っ越したのだ。
家賃や生活費を安く収めたいという思いがあり、そして古いが車を入れられるガレージも貸してもらえるという、新車を持っていた僕にとってありがたいこともあったため、引っ越すことを決めた。
猫もいるという変わったところだったが、「楽しいかも」という希望とともに引っ越した。
新しい生活をしながら
引っ越しとともに、仕事のほうも新規に覚えることが増えていった。
仕事場が昨年12月に異動になり、環境も変わった。
シェアハウス形態に住む方々は、それぞれ個性が強かった。
本当にいろいろな人々がいるものだなぁ、と改めて気づくきっかけとなった。
新しい生活は楽しいことも多かった。
猫は2匹、人見知りで最初はすぐ逃げてしまったが、2ヶ月過ぎるころには大人しくなってくれた。
同居人の方とも話をする機会があって、自分の知らなかった分野のことを知ったりすることができた。
やっぱり無理?
4月ごろになると、住んでみてからの「しっくりこない感」が大きくなってきた。
物件の築年数が古いのもあって、冬は極寒。めちゃ寒い。
春先になって暖かくなったのもつかの間、部屋が西窓で日が入ると途端に暑くなる。
極端な温度変化に弱い僕にはなかなかつらかった…
さらに、音の問題。
同居人の方は隣の部屋だったが、音がよく聞こえてきた。自分の出す音も隣に聞こえているのかと思うと、なんだか落ち着くことができなくなっていた。
休日になると車で外に出かけることが多くなって、部屋にいる時間が少なくなっていった。本当は部屋でゆっくりしたいのに…
猫2匹の夜遊びの音もよく響いた。
眠りについたとたん、彼らの大きな音で目がさめてしまうことが度々あり、いつの間にか夜中に目が覚めてしまうサイクルになっていた。
決断のとき
ゴールデンウイークの連休、実家に泊まった。
実家までは車で30分ほど。
実家で寝泊まりしたときに「ここに戻ってこようかなぁ」と思った自分がいた。
そもそも引っ越しを決めたのは、実家にいるのが嫌になり、距離を置こうとしたからだった。
それなのに、安心感が湧くし、落ち着いて眠れるし…ふとそんなことを思っていたのだった。
これは…もう住み続けるのは無理じゃないか?と悟った瞬間だった。
それから、一人暮らしに向けて物件を探す日々が始まった。
いいところがあれば良いか~。くらいでなんとなく探していたところ、歩いて10分くらいのところに条件の良さそうなところが。
すぐに内見の連絡をして、中の状態を見させてもらった。
家電が置いてあったので確認すると、
「この部屋だけ家電つきで貸し出しています」とのこと。
冷蔵庫や洗濯機とかの家電も買うことになるなぁ~、と思っていた僕にとって、これは願ってもない条件。
さらに、インターネットも無料で利用できる。
「これは…引っ越せ、という神の思し召し?」
というくらい不思議な縁を感じた。
ここに引っ越すことを決めた。
あとは、驚くほどトントン拍子で物事が進んでいった。
6月、引っ越し(一人暮らし)
そんなこんなで、2度目の引っ越しを行った。
まさか半年間で2回も引っ越しをするとは…年始の時点では思いもしなかった。
これまでの人生でも初の経験。
久しぶりの一人暮らしに戻り、懐かしさと快適さを感じている。
この上半期の経験は、自分にとってすごく大きな糧となった。
自分に必要だったのは、
人の目や耳を気にしなくていい環境
完全に一人になれる生活スペース
遮音性に優れた建物
自分専用の冷蔵庫(共有の冷蔵庫で使いづらかった…)
だった、と気づくことができた。
そして、他人と暮らすことの難しさ。
一人暮らしがこれまで長かったこともあり、あまり意識してこなかったが、これは体験してみて思った。
合わないかも…という人と一緒に住むというのは、想像以上にストレスになるものなんだと身をもって知った。
と同時に、毎日誰かと話すことで気持ちが楽になって、割とスッキリすることも分かった。
HSE気質を持つ僕にとって、人と触れ合うことで癒しにつながる部分があるんだなぁ~、と確信が持てるきっかけになった。
自分で決めました
引っ越し2回で、お金は余計にかかってしまった。
しかし、学ぶことがたくさんあった。自分の強み・弱みも改めて知ることができた。
普通なら出会えない人たちに会えたし、話をすることもできた。
それもこれも、最終的に自分で決断したこと。
自分で決断して行動したことなので、後悔はしていない。
お金を払って、かけがえのないたくさんの経験をさせてもらった…そう思っている。
次の引っ越しはいつになるか…
できればお財布に余裕ができてからにしたいなぁ…😂
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