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ハイパフォーマーいくおを支えているもの〜手元で輝く黄金のアレ〜
これは「いくおの Advent Calendar 2024」12日目の記事です。
11日目はshindenさんのいくおでした!
はじめましての方もそうでもない方もこんにちは!12日目のいくおこと、せきねこ(papipupepujii)です。
主に杯を乾かす場でお世話になっているいくおさんが主役のアドカレに参加させていただけて、至極光栄です!!
共通点
筆者の自己紹介も兼ねて、いくおさんとの共通点を挙げていってみます。
①ビールはおいしい
それはそう。
もしかしたらこの記事を読んでいる全員の共通点かもしれない。
いくおさんの推しの店「きままクラフト」、私も好きです。
町田の比較的近くに住んでいるものの頻繁には行けていないので、推し活しなくちゃと日々思っています。
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②町田〜田町間を瞬間移動したい
町田から田町へ
— 190ODA(いくお) (@dora_e_m) November 27, 2024
いくおさんがこのポストをした日に偶然私も田町にいました。飲み会を終え田町駅に到着してから真っ先に「田町を右から読んだら『町田』だから、一瞬で町田エリアに帰れる」と思ったところでした。
この日はいい感じに体も脳も温まっていたので、魂だけ瞬間移動して体は電車+タクシーを使ってのんびり帰りました。
③管楽器が吹ける
いくおさんはホルンが吹けます。
私はクラリネットが吹けます。
同じ舞台にこそ立ててはいませんが、それぞれ学生時代からオーケストラの管楽器パートで切磋琢磨し、灼熱の舞台照明を浴びながら見た目以上にハードな有酸素運動を課せられ、疲れきった体に終演後流し込む麦酒を何よりのご褒美として様々な仲間や音楽と触れ合う活動をしてきた人間です。
ハイパフォーマーいくおさんを支えているものとは
仕事もオフも全力投球、何かを発信しない日などないハイパフォーマーないくおさん。
そんないくおさんを支えているものとは一体…?と考えたことのある方も多いはずです。私もしばしば考えさせられます。「この人の一日は24時間じゃなくて36時間あるんじゃなかろうか」と錯覚するレベルの出力ですよね。
上記のQuestionに対するAnswerがこの「いくおの Advent Calendar 2024」で多数得られている気がして、日々勉強になっています!
今回、私は自分なりのAnswerとして、いくおさんが吹ける「ホルン」にスポットを当ててみることしました。
ホルンとは
「ホルンってあのチョコレート菓子ですか?」「Horn=動物の角…つまりマサカリ担いだいくおさんの頭から生えているアレですか?」と思った方向けに解説すると、ホルンは金管楽器です。金色に輝くグルグル巻きの管に息を吹き込むと、包容力のあるいい音が出ます。
ホルンは「最も演奏が難しい金管楽器」としてギネス認定もされています。
そんな難しい楽器が吹けるいくおさん、すごい。
裏打ちの天才集団
楽器経験ある人なら誰もが一度は通る「裏打ち」演奏。
拍の表ではなく裏で音を出す、そしてそれを一定続ける、音を出すタイミングが少しでもずれると曲が壊れて周りに迷惑がかかる、アレ。
プレッシャーに弱い私は、裏打ちがとっても苦手です。
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ホルン奏者ってこの裏打ちが異様にうまいんですよね。一緒に合奏していてホルンパートの裏打ちは安定感半端ない。
ホルン奏者いくおさん、鋼メンタル。
高度な譜読みスキル
ホルンの楽譜は必ず「Horn in F」とか「Horn in D」のように「何調で演奏してください」の指示が書かれています。
「in F」の場合、楽譜に「ドレミファソ」と書かれていたら演奏時は「ファソラシ♭ド」の音を出します。
「in D」の場合、楽譜に「ドレミファソ」と書かれていたら演奏時は「レミファ♯ソラ」の音を出します。
※「ちょっとこの人何言ってるのか分からない」と感じた方は、どうぞこの節を読み飛ばしてください。
同じ「ドレミファソ」の楽譜でも指示によって出すべき音が変わるなんて、難しすぎますね。
さらに驚くことに、ホルンの楽譜はこの「何調で演奏してください」の指示が、演奏する曲によってバラバラなのはもちろん、同じ曲の中でも担当パートによって異なったりもします。
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(Cornoはイタリア語で「ホルン」の意)
私もここまで文を書きながら「ちょっと自分で何言ってるのか分からない」気持ちになってきています。
これを曲中で理解して演奏できるいくおさん、頭よすぎる。
「木管五重奏」の理不尽に耐える
クラシック音楽には「木管五重奏」という編成の曲が多数あります。その名の通り、木管楽器が5本集まって重奏(アンサンブル)をするというものです。
そこに登場する5本の楽器は何なのかというと…
フルート
オーボエ
クラリネット
ファゴット
ホルン
…あれ?
ホルンって金管楽器じゃなかったでしたっけ?
金管楽器なのに何故木管五重奏のレギュラーメンバー?
考えようにも何も知見を持ち合わせていなかったので、音楽で困った時に頼れるヤマハ先生に聞いてみました。
実は管楽器のアンサンブルが盛んだった古典派音楽の時代、ホルンは常に木管楽器といっしょに演奏していました。というのも、同じ金管楽器の仲間でも、トランペットは宮廷や軍人のための高貴な楽器であり、トロンボーンには教会で演奏される神聖な楽器というイメージがあり、ホルンだけが民衆の身近な楽器として気軽に楽しめる存在だったから。
もともと、木管、金管という区別がほとんど意識されていなかった時代にできあがった編成なのですが、それがいつの間にか「木管五重奏」と呼ばれるようになったというわけです。
なるほど。この編成での演奏が盛んだった当時は「管楽五重奏」と呼ばれていたであろうものが、どこかの時代で多数決の原理が働き「木管五重奏」に名を変えたんですね。これは知らなかった!
金管楽器同士のアンサンブルで派手に爆音かましたい気持ちもあるだろうに、バランス的に音量制限を余儀なくされる木管楽器アンサンブルにも参加してくれて、ありがとう。
乗り番も演奏後の飲み会も人一倍多くなるホルンいくおさん、顔が広い。
まとめ
以上、「ハイパフォーマーいくおを支えているもの〜手元で輝く黄金のアレ〜」とはビールではなくホルンじゃなかろうか、という考察でした。
「いやいやビールでしょ!!!」という厳しいご指摘も、全面的に受け入れます。
その可能性を否定させるようないくおさんの行動を、私は一度も見たことがないものですから…
いかんいかん、これは一緒にビールを飲んで検証しなければいけないなぁ🍺
明日のいくおは J.K さんです🎉