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プロ野球FA権行使について思うこと

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好きにしたらええ。
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が、わたしの結論ではある。




頑張ってきた証だから


FAする権利は、その選手が長年がんばってきた証である。
長年がんばってきたから得られる権利である。

その権利を使うも使わないもその選手の自由だ。

その選手が出した答えが「正解」で、
彼らの一生に責任を負えないわたしたち外野がとやかく言うことではない。

と、
わたしは思っている。


その選手とその家族や関係者がいちばん幸せになれる方法を見つけてほしいし、
万が一、FA権行使後に「失敗やったな。」と他人に言われる結果であったとしても彼ら本人には本人が選んだ道を「(失敗も含めて)正解だった。」と思っていてほしい。


日本人はなぜFAを嫌うのか


しかし、日本はどうしてこうも「FA権行使」することを嫌うのだろうか?

与えられた権利を使った者たちをまるで「裏切り者」のように扱うあの風習はなんなのだろうか?


生きていく上で「お金」ってやっぱり大切。
働き続ける上で「条件」ってめちゃくちゃ大切なわけやん。

「お金」や「条件」で選ぶのってそんなに悪いことなんかな?


「育ててもらった恩」ってよく聞くけど、入団からFA権行取得するまでの間はそのチームのために働いてきたわけなので…もう、それだけで十分では…???


FA権行使を嫌う人って転職する人のことも嫌うんか?
就職したら定年になるまでその会社に「誠意をもって尽くし続けろ!」っていう考え方なんか?


とか、いろいろ考えてるうちにふと思った。



FAを嫌うのは血筋を重んじる日本人だけ?


これは「血筋」を重んじる日本ならではの考え方なのでは?と、いうことである。


ドラフトで指名されて入団した選手は直系の家族で、将来を期待された「長男」。


高卒、大卒、院卒で4月に入社してきた新入社員たちも「長男」。


彼ら彼女らは「家」や「墓」、「長年の掟」を守り続ける義務があるのだ。


おまえがこの家を出て行ったらうちの墓は誰が守るんや?!
出て行くなら財産は一銭も渡さんぞ!!!


みたいな、ね。


生え抜き選手以外を「外様」なんて呼ぶぐらいだもの。
日本は「血筋」を重んじる「村」「家族文化」なんだよなぁと思う。


まぁその「家族文化」だからこそファンは、うまくいかない時も含めて、いや、なんなら退団したあとでさえも見守り続ける温かさに繋がっているのかもしれないが。


生え抜き選手って長年見守り続けて、いろんなエピソードや背景を知ってるからこそ「うちの子」って表現しちゃうもんね。(笑)


「血筋」を重んじる国はFA権行使とか転職とかを嫌うかどうか誰か研究してほしいですw


かっこつけたいけど本音は


ちなみに。
わたしは「好きにしたらええ」と冒頭に書いたけど、ほんとは誰にも出て行ってほしくない。

「好きにしたらええ。とにかく幸せになってくれ。」もほんまにほんまの本音。


とくに将来、指導者を目指すのであれば「外」に行くことで視野が広げること、経験値をアップさせることって大事やと思う。


チームによっていろんなやり方、考え方があるやろうからそういうのを知るって凄くいいと思う。


でーーーーーーーーーもーーーーーーーーーーー
やっぱり寂しい。何年も見てた選手が違うチームに行ってまうのはシンプルに寂しい。


できるなら

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どこにも行かんといてぇええぇ!!!
うちにおったらええやんかぁぁああぁ!!!
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と、別れ話しが終わりかけてるのに往生際の悪い彼氏彼女のように縋りたい(笑)

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