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023 父の日に何もしてこなかった男が、結婚して、毎年父の日に手紙とプレゼントを送るようになった話(でも来年は敬老の日にまとめちゃお)

私が生まれ育った家庭では、父の日に祝うような文化はなかった。感謝の意くらいは伝えるが、そのくらい。プレゼントもないし、ケーキもない。それは、母の日も同様であった。

そんな私が、結婚して子供も生まれ、いざ父になると、毎年父の日に手紙を書き、プレゼントを送るようになる。勿論、母の日も。

これは妻の「おかげ」だ。
妻の家庭では、父の日も母の日もお祝いしていた。プレゼントやケーキを作りときに買い、感謝を伝えていた。

子供の頃から根付いた文化は、なかなかしぶといもので(うちの庭の雑草スギナ野郎みたいに)、未だに父の日母の日のプレゼント作りや手紙を書く際には腰が重くなる。今年も尻が痛い。

と、いってもいざ始まれば、ノリノリで絵を書いたり工作したり、こだわっちゃって、結果、楽しんでる自分がいる。もともと、そゆことが好きなんよね。私は。

誰かを想い、何か形あるモノないモノを贈る。
贈るコチラが何故かワクワクする。
こんなイベントが増えた。
おかげさまで。改めて感謝。

追伸
手紙は、封筒にいれて、プレゼントの箱に一緒に入れるわけで、封筒に"封"をする必要はない。むしろ、封を破く手間が増える形になる。けれども、これが良しと、父の日に気づいた。
この一手間、ワンプロセスが、人をワクワクさせる。
プレゼントボックスの包装に近い感じ。ビリビリと破くときの高揚感、焦らされて膨らむ期待感、忘れかけた童心が騒ぎだす…

ハハ!やっぱ、楽しいね!

せば!

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