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こんな50代になりたい。憧れと現実のギャップに思わず涙。

私はTOKIOさんが出演している鉄腕ダッシュ好きでよく見ているのですが、今日9月22日放送回には胸にこみ上げるものがあり、 是非 noteに書きたいと思いました。

TOKIOさんは今年で30周年ということで、番組を支えている後輩君たちがTOKIOさんをお祝いしようと自分たちで特製の花火を使ってサプライズをするというものでした。昼花火もとっても素敵でしたが、やはり後輩君たちのTOKIOさんに対する「熱い想い」これが最高です。彼らはちゃんとTOKIOさんの背中を、仕事を生き方を間近で見て、実際に接しているからこそ言えるセリフなんですよね。

体調不良で参加できなかった国分君が終了後、編集した画面に出てくる後輩君たちの言葉を聞きながらそれぞれの思いに触れて涙ぐむ姿。
自分も50代になったらTOKIOさんみたいになりたいと言われたら、それはどんなに嬉しいことか。自分たちにもあこがれて目指した50代の先輩たちの姿があって、その年代に到達したとき、自分たちはそうなれているのかという不安がきっとあったのではと思うのです。でも後輩君たちの言葉が不安を打ち消し、自分たちが今まで悩み苦しみながらもしてきたことを「これでいいんだ」と肯定することができたんじゃないかなと思います。

私もテレビを見ながら思わず涙。でもそれは、果たして自分もそんな風に思われているのだろうかという苦い思いも含まれているから・・・。

自分も仕事で数多くの後輩を持って、育ててきたつもりですがそんな風に思ってもらえるような仕事や生き方をしてきたのかと。
30,40代の頃なら少しは胸を張って「そう」と言えるかもしれない。
でも、今の自分にはとてもそんな風にはきっと思ってもらえない。仕事中は何とか踏ん張っていますが、時間になったらすぐに帰りたい。残業してまで頑張る気力なんてない。たとえ、後輩が忙しそうに仕事をしていたとしても「お先に」と後ろ髪ひかれる思いで部屋を後にする。

以前の自分なら声をかけて、手伝ったり、話を聞いたりして少しでもみんなが働きやすい職場をつくるために頑張って来たけれど今はもうできない。
自分を守るために、自分が優先順位第一位になってしまいました。
こんな自分の後ろ姿を見て、あー、こんな50代になりたいなあ、なんて誰が思うのでしょうか。
反面教師ぐらいにはなるかもしれませんが・・。

年を重ねるってこんなんでしたっけ。
熱い思いを失くしてしまった自分には、歯がゆいことばかりです。それでも今、できることをやるしかないのです。後ろを振り返りたいときもありますが、その時に戻れるわけでもなく、ましてや戻りたいと望んでいるわけでもありません。こんな自分でもきっと、積み重ねてきたものはあると思うから。休みながら、立ち止まりながらでもちょっとづつ前に進んでいけたら、多分見えてくる景色がまた変わってくるんじゃないかなと勝手に思ってます。

季節はちゃんと秋に変わってきていますからね。


今日も拙い文章ですが、お読みいただきありがとうございました。






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