リネン生地のセットアップ着物
着物は羽織、袴、雪駄でばしっと決めて出かけるのも一つの醍醐味ですが、私が初めて購入したのがウール素材のもので、見た目も美しくコートがなくても大丈夫な防寒性抜群のものです。
といってもそろそろ季節も冬から春に移っていくので、このままだと汗だくになりそうということで、Y.& SONSで開催された新作イベントに参加してきました。
以前までは、まだ着物を着る恥ずかしさもありましたが、今ではそんなことは全くなくなり、本当に普段着として着られるようになっている自分に驚いています。
因みにこの日は電車に乗る時間の都合で、雪駄だと歩きにくいかなということで、黒のブーツに、ワンショルダーの黒のカバンというスタイルでした。さらにイヤーカフとシルバーアクセまで付けて、ちょっとやりすぎでベテランの方からは叱責されそうなスタイルでしたが、お店の方には「ファッションは自由なのである程度のポイントを押さえておけばOKです」という背中を押してもらえるコメントをいただき、色々と組み合わせも楽しんでいこうと決意いたしました!
話が逸れましたが、今回のイベントはクリエイティブディレクターの南貴之さんが手がけ「Graphpaper」と、同じく南さんが経営される参宮橋駅にある「寄(よせ)」とのコラボイベントで、オシャレな缶のクラフトビールやワインを飲みながら、春物の着物を見てきました。
今まではこんな新作イベントなどは参加することは人生においてほぼありませんでしたが、人との出会い、行動は本当に大切だなとこの年になって改めて思いました。
今回、見た中で良かったなと思ったものは、リネン生地の上下セットアップになった着物で、気軽に羽織れて、しかも様になるというのが惹かれたポイントです。
着る恥ずかしさはなくなったものの、やはり着物を着るハードルが上がってしまうのが、着付け、帯締めなどかと思います。私も毎日着るわけではないため、毎回YouTbueで確認しながら着付けていますし、結局時間がかかってしまい、「まあこんなもんでいっか」と羽織でごまかして出かけてしまっています。それはいつまでたっても上手くならないよねと反省しています。
でも、そんな悩みを解決した着物がこのリネンのセットアップだなと思いました。スーツでも同じく、やっぱりセットアップって格好良いですよね。女子受けするかどうかはわかりませんが、結構普段着でも上下セットアップでインナーを白T、靴をスニーカーで崩すというスタイルもかなり一般化しましたよね。
この着物も同様に、見た目もバランスが取れていて、パンツスタイルでゴムなので着付けの面倒くささもなく、さらにリネン生地なので通気性も抜群で、夏にも重宝できそうな一品です!私も超初心者ですが、着物を着たいけどまだ勇気が出ないといった方にもオススメしたいなと思いました。
着物も洋服と同じで、生地一つ取ってみても様々なものがあり、歴史があったり、トレンドもあったり、でも少しずつ進化していて、本当に奥が深い世界だなと改めて思いました。
こんなにもオススメしていますが、実はまだ購入の決断までには至っておりません。着物を1セット揃えるよりはリーズナブルですが、この日はお酒も飲んでいて判断力が鈍っていたこともあるので、家に帰ってそれでも買いたいという強い気持ちがあれば、再度お店の方に足を運んでみたいと思います。
よく服だけに問わず迷ったら買った方が良いと言われているので、最終的には購入することにはなりそうですが、洋服や美容もそうですが知れば知るほど楽しくなるけど、その分お金もかかるという自己満足の沼に陥っているような気がします。
でも人生一度切りなのでそれを楽しめるように、稼ぐことも頑張りたいなと思います。
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