複数のコミュニティを持つ
今日は次男の発達障害のお話。
幼稚園に通う次男がADHD、いわゆる注意欠如多動症で発達障害と診断されて、療育に通っているというのが前回までのお話でした。
今日はそんな発達障害を持つ次男とコミュニティについて書いてみようと思います。
次男は普段、幼稚園、送迎ステーション、療育の3つが主に所属しているコミュニティになります。
発達障害の判定を受けるときに、市の担当者の方が幼稚園で次男の様子を見てもらったのですが、友達と一緒に遊びたいのに、遊んでもらえなかったときに床に転がってふてくされたりしまったり、周りの友達にできていないことを指摘するのに、肝心の自分のことが準備できていなかったりしていて、なかなか友達を作ったりコミュニティに溶け込むのは難しいのかなと思っていました。
ただ、4月から小学校に支援級ではなく普通級で入学するので、学校だけのコミュニティではなく、家以外の何か他の次男が居心地の良いコミュニティもあると良いかなと思い、スイミングスクールに通わせてみることにしました
そもそも運動があまり得意でなさそうだったので、どうかなと思っていましたが、通ってみると同じ幼稚園に通うクラスの子たちとも意外と楽しそうに泳いでいます。
一応、本人の意向を聞いてから通っていますが、スイミングを始めたことで体を動かすことに興味を持ったのか、テニスやダンス、スケートボードもやってみたいということになり、まずは無料体験で一度やってみるということを実践してます。
そうすると、こちらが思っていた以上に真剣に取り組んでいて、普段家で見せるのとは違う姿を垣間見ることができました。もちろん全てに通わせるのは色々と大変なので、これからそれを選んでいくことになりますが、親は勝手に子どものことを決めつけたりしてはダメだなと本当に反省しました。
発達障害に限らず、よく子どもにはピアノや英語を習わせたいと思う方も多いですが、それは子どもが本当にやりたいことではなく親のやりたいことでただのエゴなのかなとも思います。もちろん、きっかけを提供するということはありですが、嫌なことってなかなか続きませんよね。私も子どもの頃、英語教室に通っていましたが、お腹が痛いと嘘をついてたまに休んでいましたし。
次男の場合は、他者とのコミュニケーションを取るのが苦手で、話が全然できなかったりすることも多くありますが、このスポーツを通じてコミュニケーションを取るのは良いかもと思いました。全ての方に当てはまるわけではありませんが、とにかく数を打ってその中でハマるものにコミットしていくという方法で試行錯誤しながら子どもと一緒に勉強しています。
それで本題に戻りますが、やはり学校などの一つだけのコミュニティだけに頼ると何かあった場合に逃げ場もなくなりますし、色々な環境があるということを感覚的に掴んでおくということも大事だと実感しています。
でもこれは私にも言えることで、退職した後に趣味がないとか、家にずっといるとかいった話もよく聞くので、仕事も当然大切ですが、職場以外のコミュニティを意識的に持つようにしたいと思います。
今日は子どもの話ではなく私の話になってしまったような気もしますが、子どもから学ばされることは本当に多いですね。
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