花のように
2025年始まりの日、空も空気も澄み渡っていた。お正月はいつもお天気が良いイメージがあってなんだか神々に守られている気さえする。
でもそんな晴れ渡る元旦の青空とは裏腹にわたしの心は曇っている。
世界中楽しそうに新年を迎えているのに、自分だけ置いてきぼりな気持ちになってしまった。
そんなわけないのに。
孤独な気持ちが襲ってきた。
昔のわたしなら、そんな自分も自分の状況も許せなくて、なんとか楽しくしなきゃと変な無理をしていた気がする。
でもそれは自己否定だったって今なら分かる。
悩みがあって気持ちが晴れないの。
さみしいの。
怖いの。
楽しくないの。
楽しそうな人たちが羨ましいの。
助けてほしいの。
不安でたまらないの。
嫌なの。
そんな自分を『そうなんだね。そういう自分もいるよね』てただそのまま置いておいてあげる。
でもほら、そしたらこうやってnoteも書けた。
お花たちは、桜もバラも藤も、梅も、椿も木蓮も。紫陽花も睡蓮もライラックもスターオブベツレヘムも全部咲く季節がある。そして枯れる季節がある。
いっつも咲いてるわけじゃなくて、枯れてる時がある。
それが自然。
自然の一部であるわたしたちも、年中咲いてる方が不自然で、枯れてる時もあるのが自然。
でもまた咲く。
それでいい。
おめでたいお正月に、桜の木は葉っぱも落ちた姿でひっそり佇んでいる。
そんな桜みたいに、ひっそり過ごすお正月も悪くない。チョット強がりだけれど。
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