新人ヘルパ―のぱぴです。
はじめまして
43歳、新人ヘルパーの ぱぴ(女)です。
たまに母からぱぴちゃんと呼ばれるのでこの名前にしました。
高校の頃、福祉に興味があり将来は看護師になりたいと思っていたのですが、家庭の事情などを言い訳にチャレンジせずにデスクワークを20年以上してきました。
43歳、何となくみていたネットの求人に応募し、何の資格も経験もない私が重度障がい者のヘルパーで採用していただきました。
友人には人手不足だからじゃない?と言われましたが、嬉しい気持でいっぱいです。
オフィス畑で育った私が訪問介護に伺うようになり、3ヶ月が経ちました。
色々思うこと、感じることがあります。
そこでこのnoteでアウトプットすることを思いつきました。
このnoteの目的は・・・
1、新人の頃に感じたこと、気づいたことを書き記すことで自分が教える立場になった時に役に立てます。
2、ヘルパーって大変だけど、本当に幸せな仕事だと感じました。
それを発信することでヘルパーをしたいと思っていても一歩が出せない方の参考になったら嬉しいと思います。(おこがましくてすみません。)
3、過去受講したコーチングの講座で感じたのですが、お互いの理解が優しい世界を創ると考えています。理解につながる視点を発信することで視点を変えるきっかけにしたいと考えています。
4、正解がない世界なだけにモヤモヤすることもあります。それも書いていきながら、先輩ヘルパーのご意見や障がい者の方の視点で
ご意見がもらえたら、よりベストな介助につながると考えています。
よろしくお願いします。
※ご注意)出来るだけ配慮をしていますが、知識がないために失礼な表現などあるかも知れません。
前置きはここまでです。
私が応募したのはたまたま見た求人情報がきっかけでした。
ダメもとで電話をして、無資格ですが、応募できますか?と確認しました。
面接は1時間程度で、結構突っ込んだことも聞かれます。
見守りだけではなく、おむつ交換もあること、持病がある方が多くいらっしゃるので発作に対応できるか、外出もあるので車いすを押して歩く体力があるかなど、確認がありました。
採用決定後は一日座学の研修があり、30時間の実務研修があります。
私が担当させていただいている方はお二人で女性、いずれも30代の方です。
Aさん)脳性麻痺、自閉症傾向、言葉の理解は現時点では小学1年生くらいと感じています。上半身は介助者の支えなし自分で動かせる方です。
Bさん)脳性麻痺、自立ができないので横になられているか車いすで過ごされています。言葉の理解は現時点では小学3年生くらいと感じています。
介護やヘルパーなどの資格も知識もない私ですが、利用者様、利用者様のご両親、同僚に支えられながら仕事をさせていただいています。
三ヶ月が経過し、その中で一回も辞めたいと思ったことはありません。
一番心配していたのは、面接では大丈夫と返答したのですが、お二人ともおむつを使用しているので、おむつ交換が大丈夫かな?ということでした。
自分が出来るのかな?と思っていました。
しかし、そんな心配もどこへやら、今はしっかり排泄してくださると、ありがとうございます。と思います。
たまにその心の声が漏れているみたいで、先日は同僚から『良かったね!』と言われました。
安心した一方で大変だったことが三つあります。
一番は体力です。
ほぼ立ちっぱなしでの仕事はしたことがなかったので、はじめの一ヶ月は足首と踵がジンジン。
腰が痛くて大変でした。
帰宅後に二階の自室に上がる体力が残っていないので一階で寝るようにしました。
三ヶ月目には体力がつきはじめ、一番長い勤務は12時間ですが帰宅後に料理ができるまでになりました。
次に大変と感じたのは同僚とのやり取りです。
経験が長い方だと慣れている分、正直雑と感じることもあり、でも、丁寧にやっていたら終わらないことや妥協が必要なこともあります。
スタッフは10人ほどいますが、一人一人の観点を把握し、自分の意見を話したり妥協点を模索するのに時間がかかりました。
最後の一つは何も知識がない事で一から覚えることが多くありました。
それこそ、車いすのロックの解除さえ知らなかったのです。
見守りが必ず一人必要なこと(私のご利用者様の場合は)移乗時の身体の動かし方も何もかも。
コミュニケーションの方法や意思表示の理解も覚えるまでに時間がかかりました。
それでも私はチャレンジしてよかったと思っています。
本当に素晴らしい方々に出会えたと感じています。
自分でも初めてヘルパーをする状態で本当にありがたい環境です。
やっと体力がつき、日々のルーティンが分かり段取りが出来るようになってきたので今まで以上にご利用者様お二人と、同僚のヘルパーとコミュニケーションをとり、信頼関係をきずけるよう仕事をします。
次回はモヤモヤの部分を書ければと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?