パーチメントクラフトを始めたきっかけ
【パーチメントクラフトとの出会い】
「どうして始めることになったんですか?」
という質問をよくいただくので
「始めたきっかけ」を紹介したいと思います。
出産を機に前職(プログラマー)を退職。
子育てに専念していましたが、
成長するこども達を見ながら、
自分のこれからについて考えるようになりました。
「5年後、10年後、私は何をやってるだろう?」
家事が得意ではなく専業主婦に向いていない。
やりがいのある仕事がしたい
子育てと仕事を両立したい
どんな働き方がいいんだろう
どんな仕事が向いているんだろう
毎日公園のベンチで考えていました。
(長女は砂場や滑り台、
次女はベビーカーの中で眠っていました)
働いていた時、後輩に仕事を教えて
どんどん仕事を覚えて成長していくことに
充実感を感じていました。
教えることが得意だということも感じていました。
「資格を取って
子どもたちが学校に行ってる間に
大人の女性に教える仕事をやろう
大人の女性を応援したい」
と決めました。
「大人の女性に教える資格」って何だろう?
そんなときに
たまたま知った『手作りフェア』に興味を持ちます。
どんなものが自分に合っているか体験してみよう!
朝から夕方まで数々のブースをまわった中、
最後に体験することになったのがパーチメントクラフトでした。
まるでレースのような世界。
紙とは思えない美しい作品の数々。
どうやったらこんな作品ができるんだろう?
美しさだけでなく、
作り方が想像できないところに強く惹かれました。
そして体験してみて、すぐにこう思ったんです。
「なんて楽しいんだろう!
将来的には資格を取って自分も楽しみながら、
この楽しさを広げていきたい!」
この時、下の子はまだ0歳。
あくまでも「将来的に」と思っていた私の背中を押したのは、
「私も息子が生後半年の頃から習い始めたんですよ。
月に一度お子さんを預けられるなら習いに来ませんか?」
という、体験で教えてくださった先生の言葉でした。
【0歳児を抱えてのスタート】
パーチメントクラフト、そして心強い師との出会いで
頭の中のリミットがはずれた私は、
すぐに母に協力をお願いし、レッスンに通い始めました。
子育てをしながらの作品制作は、
唯一自分の世界に浸れる貴重な時間になりました。
時間を確保するのは大変でしたが、
1作品制作するごとに新しい技術を学び、
上達していくことがうれしくてたまりませんでした。
子供の成長を見ながら、
「自分は何も変わっていない」
そんな風に思っていた心が満たされていく時間でもありました。
3年半かけて技術を習得し、
資格試験に合格した1ヶ月後に
自宅教室をスタート。
教室活動は14年目に入りました。
これからも
生徒さんたちを応援し
人生の楽しさを提供できる
教室でありたいと思っています。
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