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占いの話

会社の女性社員全員恋人居ないって言ってたのに全員に居たことが発覚して地味にショックの弓です。こんばんは。写真は階段を降りる猫です。

弓にはいま恋人が居ないのですが、ここのところ出会いはあるし出会いを探しもするのにいざ目の前に相手が現れると気が引けてしまうということを繰り返しています。そのことについて少し悩んでいて、なんとなく話を聞いてもらいたい気持ちもあり先日占いに行きました。

あまり下調べせずにたまたま近くだったからということで出向いた占い屋さんで見てくださった占い師の方の正直な印象は悪魔みたいな人だな、というものでした。悪魔という言葉が正しいのか、、喪黒福造みたいな、、醸し出す雰囲気もそうなんですけれどその人の前では社会的な善悪というよりは自分の欲望に忠実になってしまいそうで、しかもその人は自分の欲望を手助けしてくれると言っている、もしかして今悪魔と契約しそうになってる?という気持ちになりました。今までも何度か占いに行ったことがあり、占い師という職業は諭すタイプ叱るタイプなど違いはあれど占いというツールを通して人をより良い方向へと導く者、という印象だったのです。カウンセリング的な側面というか。しかし今回占ってくださった方というのは、予め用意されている(占いによって見えた)正しい道というものではなく、私自身がどうしたいかということ、そして自分はそれを達成するための手段を持っている、という感じがして、いやに呪術的に見えたんですね。勿論手段というのはおまじない的なことではなく、、その方の人心掌握術的な、対人スキルに依るものなんですけれど、すごく面白いと思いました。

もしもあなたが望むなら誰かとくっつけさせることは出来る、でもあなたは本当には誰ともくっつきたいと思っていない、というのが、私の言われたことでした。ドキッとしてしまいました。誰かを愛したいという気持ちが溢れていて手頃な相手を探して彷徨っているんじゃないのかね?本当にソイツでいいのかね?(悪魔風)確かにその通りだと深く頷いてしまいました。今まで恋人が出来た経緯も能動的なことは滅多になく、自分の感情が定まる前に押し負けて付き合うことばかりでした。この一文だけでも私の不誠実さは如実に伝わりそうですが、おそらく他人にあまり興味が無いのだろうと思います。今までの私はずば抜けて好きな人も滅多にいないので誰を選んでも同じという風に考えていたんだと思います。とりあえず愛する対象が欲しいなというような。それが今悩むようになったのは、水谷くんと出会ったことも大きいだろうし、過去の恋人たちにものすごく罪悪感があるからです。別れを目前にした恋人が大人ながらにエンエン泣いたり、家に押しかけたり、情緒不安定になっていくのを見るにつけ本当に申し訳無くて自分がほとほと嫌になるんです。どうせまた付き合っても罪悪感が積み重なるだけ、相手を傷つけるだけ、なぜ加害者になるとわかっていて進められようかと、そういう気持ちで生身の人間が出てきた時に引いてしまっているんだろうと思います。自分が過去やってきたことはもう覆せませんから一生その罪悪感を抱えて一人で生きていくだけかとも思いましたけれど、そんな私に対する悪魔の占い師のアドバイスは、色んな男と遊びまくれ!です。たくさんの男性と出会って適度に遊んでこの人だけは手放したく無いと思う人間を見つけなさいと、そして見つけた暁には手に入れる方法は私が教えよう、ということでした。こんな心強い占い師いる?冗談ではなく本当に勇気付けられましたし早く手放したく無い男性を見つけてアドバイス貰いに行きたいと思います。


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