僕のカノジョは癒し系
○○「ただいまー」
今日も家に着いたのは日付が変わる直前
??「おかえりなさ〜い」
○○「真佑、起きてたの?」
あま〜い声で迎えてくれたのは田村真佑
高校の同級生で
結婚を前提に(?)一緒に住んでる彼女だ
真佑「毎日遅くまでお疲れ様だよ〜」
真佑「最近あんまり話せてないから待ってたんだ」
○○「ごめん、どうしても忙しくて…」
真佑「あんまり一緒に過ごせないのは寂しいけど、○○が頑張ってるのは知ってるから」
真佑「さあ、ご飯食べよ?」
真佑はこうやって言ってくれるけど、
一緒にいる時間が作れないのは本当に申し訳ない
○○「え、真佑もまだだったの?」
真佑「だって○○とご飯食べたかったもん」
休みの日は一緒に食べるけど、
平日に一緒に食事するのなんていつぶりだろう
真佑はいつも美味しいご飯を作っててくれる
ひとりで食べても美味しいけど、
やっぱり真佑の笑顔があると最高だ
真佑「最近はさ、お仕事はどんな感じ?」
○○「まあちょっとずつ慣れてきたかな」
○○「まだまだ先輩たちに助けてもらってばっかりだけど」
真佑「○○なら大丈夫だよ!」
○○「そういえば真佑は最近どうなんだ?」
真佑は俺たちと高校が同じだった友達が経営してるカフェで働いている
真佑「ちょっとずつ人気も出てきて楽しいよ」
真佑「そうだ、今度○○もお客さんとして来てよ!」
○○「え、いいの?」
真佑「私も嬉しいしてんちょーも喜んでくれるよ」
○○「最近会ってないもんなあ」
真佑「待ってるね♡」
真佑「そういえば、どう?今日のご飯」
○○「めっちゃ美味しいよ!」
○○「また料理上手くなった?」
真佑「毎日カフェで修行させてもらってるしね」
もともと料理が好きだった真佑
最近さらに上達してるような気がする
これは真佑にもカフェにも感謝だな
真佑「あ、食べ終わったらお皿置いといていいよ」
真佑「お風呂は先入っちゃったから追焚きして入ってきてね」
早く寝たいし風呂をささっと済ませて
軽く掃除して寝室に向かうと
真佑がいた
真佑「ねえ、」
真佑「久しぶりに一緒に寝たいな」
顔を赤らめながらのお願いに
思わず笑みが零れる
○○「いいよ、一緒に寝よ」
少し狭いベッドに2人で潜り込む
真佑「ねえ○○、また2人で旅行行きたいな」
真佑「また海がいいな、でもディ○ニーとかも○○と行きたい」
真佑「2人で海外も良いかもね」
○○「真佑が行きたいとこならどこでも連れてくよ」
○○「2人で色々考えよっか」
真佑「そうだね」
真佑「あ〜、○○と一緒に寝るの久しぶりだ〜」
真佑「なんか落ち着くんだよな、○○って癒し系だから」
○○「久しぶりだね、」
○○「真佑と一緒にいるとよく寝れそうだ」
癒し系は真佑の方だけどね、と思う
気づいたらすやすやと眠っていた真佑
いつもは早く寝てるのに
俺の事待っててくれたから疲れてるんだろうな
幸せそうな寝顔が嬉しい
付き合いたての頃に2人で海に行ったこと、
まだ覚えててくれてるんだな
初めての旅行のことを思い出してるうちに
眠くなってきた
真佑と2人で色んなところに行きたいな
そう思いながら眠りについた
この日は真佑とデートに行く夢を見た
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