ザ・ペーパー

映画とボドゲ、アメコミに耽溺する30代。 娯楽に対してはあまり深い事考えない主義。

ザ・ペーパー

映画とボドゲ、アメコミに耽溺する30代。 娯楽に対してはあまり深い事考えない主義。

マガジン

  • ザ・ペーパーの「先週末の映画たち」

    先週末とか、それ以前に見た映画の感想などを綴っていくマガジン。

最近の記事

113本目「トランスフォーマー/ONE」【ネタバレなし】

※本文は全て無料です。 公開日:2024/9/20 監督:ジョシュ・クーリー(アメリカ) まえがき「トランスフォーマー」は結構歴史が長い(1985年~!)シリーズだが、私の人生に登場したのは、1997年の「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」からであろうか。今でこそ、私と同年代以上の人間から「声優無法地帯」と語り継がれる作品だが、テレビを見れなかった当時の私からしたら「友達の持ってる高くて面白いおもちゃ」という認識でしかなかった。 心底うらやましかったが、それだ

¥100
    • 112本目「侍タイムスリッパ―」【ネタバレなし】

      ※本文は全て無料です。 公開日:2024/8/17 監督:安田淳一(日本) まえがき私が「邦画を余り観ない」というのは本noteを読んでくれてる方なら耳タコであろう。「何回言うねん」と思っておられるに違いない。 実際、滅茶苦茶売れてる邦画でも気が向かないと本当に観ない。 「映画好きなのにあれ観てないの!?」言われることしばしば。 その「あれ」としてよく上げられるのが「カメラを止めるな!」である。 実は、まだ観てない。 当時は今ほど映画館にも行ってなければ、今よりもさら

      ¥100
      • 111本目「ザ・ブレイキン」【ネタバレなし】

        ※本文は全て無料です。 公開日:2024/9/13 監督:ダニア・パスクィーニ、マックス・ギワ(イギリス) まえがきパリオリンピックで種目に選ばれ、その後「次はナシかな」と言われている競技、ブレイキン。そのブレイキンをテーマにした映画も今年三作目(日本公開)である。 正直、タイトルとかビジュアルに惹かれるものがない今作だったのだが、「ストリートダンサー」「熱烈」とブレイキン映画が面白かったので、三匹目のドジョウ狙いでチケットを買ったのだ。 なんだかんだ言ってダンスは映

        ¥100
        • 110本目「ヒットマン」【ネタバレなし】

          ※本文は全て無料です。 公開日:2024/9/13 監督:リチャード・リンクレイター(アメリカ) まえがき映画の予告編でかかる曲というのは結構、大事である。 知ってる曲ならなおさらで、その映画が大体どんな雰囲気なのかを想像する手掛かりにもなるというものだ。 例えば、この映画の場合は「Don't Let Me Be Misunderstood」が使われていた。Santa Esmeralda版である。テンポが小気味いい、ちょっと西部劇の決闘っぽい一曲である。というか、「Ki

          ¥100

        113本目「トランスフォーマー/ONE」【ネタバレなし】

        マガジン

        • ザ・ペーパーの「先週末の映画たち」
          101本

        記事

          109本目「シュリ デジタルリマスター版」【ネタバレなし】

          ※本文は全て無料です。 公開日:2024/9/13(製作は1999年) 監督:カン・ジェギュ(韓国) まえがき今年は韓国映画をよく見ている。 本数は数えていないが、多分総本数の4割近くは韓国映画ではなかろうか。 参考までに、去年映画館で韓国映画を観た本数は1本(「トンソン荘事件の記録」)だけだ。 ミニシアター、というかシネマート新宿を中心に、評価の高い韓国映画がポンポンと輸入されているのが原因であろう。特に、今年はハリウッドのアクション大作が少なかったりするし。ストの

          ¥100

          109本目「シュリ デジタルリマスター版」【ネタバレなし】

          108本目「ジガルタンダ・ダブルX」【ネタバレなし】

          ※本文は全て無料です。 公開日:2024/9/13 監督:カールティク・スッバラージ(インド、タミル語) まえがきインド映画が日本でそれなりにウケだしたのは多分、「バーフバリ」くらいからだろうか。それ以前にも「ムトゥ」とかあったけど、そこまでだった気がする。今となってはミニシアターを中心に、インド映画を持ち回りで何度も上映し、それに結構観客が入る流れが確立されている感じだ。 そのインド映画だが、なぜかヒンドゥー語映画が少ない。「RRR」でおなじみのテルグ語、カンナダ語や

          ¥100

          108本目「ジガルタンダ・ダブルX」【ネタバレなし】

          107本目「アビゲイル」【ネタバレなし】

          ※本文は全て無料です。 公開日:2024/9/13 監督:マット・ベティネッリ=オルピン、タイラー・ジレット(アメリカ) まえがき最近こんなのばっかりで申し訳ないが、特にはっきりした理由があって観に行った映画というわけでもないのだ、これも。 何というか、「吸血鬼」という要素自体が結構王道のホラーをできなくなってるテーマだと思ってて、予告を観ても「幼女」+「吸血鬼」+「バレリーナ」、それもちょっとモンスターパニックめいた味付けを感じて、まぁ「B級ホラー」枠として期待してい

          ¥100

          107本目「アビゲイル」【ネタバレなし】

          106本目「憑依」【ネタバレなし】

          ※本文は全て無料です。 公開日:2024/9/6 監督:キム・ソンシク(韓国) まえがき何というか、これもまぁ、惰性で観に行った映画である。 この夏はどういうわけか(私が知らなかっただけで去年もなのか)韓国産ホラー映画が多く、予告編はどれも面白そうだ。だから可能な限り観に行くことにしていて、これもそのうちの一本というわけだ。 予告では結構本格的な「霊が体を乗っ取る」系のホラーであることを感じさせ、タイトルもホラー王道の漢字二文字「憑依」。この夏は割と捻ったホラーが多か

          ¥100

          106本目「憑依」【ネタバレなし】

          105本目「ランサム 非公式作戦」【ネタバレなし】

          ※本文は全て無料です。 公開日:2024/9/6 監督:キム・ソンフン(韓国) まえがきまたしても韓国映画の「事実に基づく」シリーズである。 最近多くない?気のせいか。 とはいうものの、予告編からして先週末の「ソウルの春」とは空気が全然違うので、単なるアクション映画として観られそうな感じであった。 いつの時代の「事実」なのかも予告に書いてないし。 というわけで、結構気楽な気分で観に行ったのであった。 韓国映画の明るいアクションは最近あんまり見てない気がする。 (今月末

          ¥100

          105本目「ランサム 非公式作戦」【ネタバレなし】

          104本目「エイリアン ロムルス」【ネタバレなし】

          ※本文は全て無料です。 公開日:2024/9/6 監督:フェデ・アルバレス(アメリカ) まえがき「エイリアン」の過去作は全部観てきてはいる。 というのも、高校時代に仲間内でこんな話があったのだ。 「エイリアンのどれが好きかでそいつの性格がわかる」と。 私は「エイリアン2」が好きだと答えると、「単純バカ」と言われた。 他の択を聞いてないのだが、多分「エイリアン3」以外の答えだと悪口が買えるような診断なのではなかろうか。 その頃には「エイリアン」シリーズは4作しかなかっ

          ¥100

          104本目「エイリアン ロムルス」【ネタバレなし】

          103本目「映画検閲」【ややネタバレ】

          ※本文は全て無料です。 公開日:2024/9/6 監督:プラノ・ベイリー=ボンド(イギリス) まえがき「表現の自由」という人権は、いつも人権をめぐる闘いの最前線である。 軍国主義の時代は軍や政府と、それが終わったら犯罪の原因を安易な他人に求める民衆、わずかの不快感にも耐えられない輩と…。 日本でも、かの悪名高き宮崎勤事件が長い影を落とし続けている。 彼の自宅にあった大量のビデオテープを槍玉にあげ、スプラッタ映画やアニメが理不尽に叩かれた。今もその頃の体験を忘れられない連

          ¥100

          103本目「映画検閲」【ややネタバレ】

          102本目「熱烈」【ネタバレなし】

          ※本文は全て無料です。 公開日:2024/9/6 監督:ダー・ポン(中国) まえがき私はオリンピックを見ない。マジで見ない。 一競技、一試合も見ないし情報も仕入れないから何も知らない。が、パリ大会には「ブレイキン」というダンス競技が追加されたことだけは知っていた。「また採点しにくい競技だ」と感じたのは覚えている。 そのブレイキンだが、今年に入って立て続けに三本も映画が国内公開された/されるという。3月公開の「ストリートダンサー」、本作「熱烈」、今週末公開の「ザ・ブレイキ

          ¥100

          102本目「熱烈」【ネタバレなし】

          101本目「エルダリー/覚醒」【ネタバレなし】

          ※本文は全て無料です。 公開日:2024/8/30 監督:ラウル・セレッソ、フェルナンド・ゴンサレス・ゴメス(スペイン) まえがき私が小学生の時によく習った「社会問題」と言えば2つだった。 「地球温暖化」と「少子高齢化」である。「京都議定書」とか「ビアダル型」とか言葉だけは良く刷り込まれたものだ。 その二つを合わせたテーマの映画があるとなると、観るしかあるまい。 それが本作を観るきっかけである。 といっても、情報はそれしか持ってない。 具体的に言うと以前に「デッドスト

          ¥100

          101本目「エルダリー/覚醒」【ネタバレなし】

          100本目「ACIDE アシッド」【ネタバレなし】

          ※本文は全て無料です。 公開日:2024/8/30 監督:ジュスト・フィリッポ(フランス) まえがきどうでもいいが、100本である。 今年が始まってから見た映画が、100本である。 どうでもいいので、特に100本記念の映画とかではなく、単純に今週封切の映画を観に行った。 昨今、令和に入ってからこっちの気象のせいか、異常気象を扱った映画の説得力は増している気がする。この日観に行った映画は二本とも異常気象ものだった。(もう一本の「エルダー/増殖」は別noteにて) 「酸性

          ¥100

          100本目「ACIDE アシッド」【ネタバレなし】

          99本目「アクション・ミュタンテ」【ネタバレなし】

          ※本文は全て無料です。 公開日:2024/8/23(製作は1993年) 監督:アレックス・デ・ラ・イグレシア(スペイン) まえがき昨今、過剰な「美」への執着が観られるご時世である。 いや、違うな。過剰なまでに「醜い」ということへの嫌悪が表明され、正当化されるというべきか。 「シャワーを一日数回浴びろ」と宣った奴もいる。 「腋臭体質の人間はアポクリン汗腺を除去する手術をしないと外出るな」と不可能な要求をする者もいる。ブルベ・イエベ、アデノイド顔貌、骨格がストレートだなんだ

          ¥100

          99本目「アクション・ミュタンテ」【ネタバレなし】

          98&97本目「クラユカバ」「クラメルカガリ」【ネタバレなし】

          ※本文は全て無料です。 ※再上映の日本同時上映につき、今回は省エネで。 映画についての基本情報 クラユカバ 公開日:2024/4/12(観に行ったのは再上映) 監督:塚原重義(日本) クラメルカガリ 公開日:2024/4/12(観に行ったのは再上映) 監督:塚原重義(日本) まえがき近頃、アニメを観ていない。とこの映画の封切り当時からずっと思ってる。 7月からの「異世界スーサイドスクワッド」も結局途中で放置してるし。 嘗てはいっぱしの「アニメオタク」だったはずな

          ¥100

          98&97本目「クラユカバ」「クラメルカガリ」【ネタバレなし】