イーダ@テレアポの達人
これは個性なのか、印象をよくするつもりでやっているのかわからないのですが、あえて作った上品そうな声、鼻腔共鳴をさせた声や、舌足らずの声、アニメ声でテレアポをやってる方がいます。 そういった声やしゃべり方だと、台本を読んでいるような感じに聞こえ、会話している雰囲気にならないんですよね。
テレアポや電話営業の仕事で、気を付けなければいけないのは、 受付の人から嫌なヤツといった印象を持たれないこと。 なんなら、いい印象を残す必要もないくらいです。 電話を切ったら忘れ去られるくらいでちょうどいいです。
ほめ言葉は小さめの声で、こそっと伝えること。 相づちのように 「わ、すごい」 「さすが」 「センスいい」 「素晴らしい」 「めっちゃ頑張ってるし」 「ステキ」 「えらい」 小声でも電話ですから、しっかり耳に届きます。
あなたがテレアポされる側になってみてください。 携帯に電話がかかってきました。 誰からの電話かを確認せず、つい受けてしまいました。 すると、明るくて、元気良くて、ハキハキした声で、 「□□様のお電話でお間違いないでしょうかぁ?わたくし××プランのイーダと申します!」 ああっ、営業電話だ~。取らなきゃよかった…。 こんな風に後悔したことはないですか?
「明るく」「元気よく」「ハキハキ」としゃべりましょう! これってある種の呪いじゃないかと思えてきました。 テレアポだけじゃなく、いろんな職場、何なら学校でも言われてる気がします。 もちろんそうした方がいい職場はありますが、たいていはそうしなくていい職場だと思うし、学校であればなおさら強要する必要はないと思います。 子どものころから言われ続けていると、自己肯定感が下がりますよ。
電話中は、たったひとり、あなただけが、相手の耳元でしゃべっているんです。 ここを意識すると、どんな声で、スピードはどうするか、大きさは? などなどを考えて変えるようになります。 デキるテレアポさんは、そこのところをよっくわかっていらっしゃる。
「明るく」「元気よく」「ハキハキ」としゃべりましょう! はい!これはよくコールセンターでも言われますよね。 テレアポの本にも書いてあるし、スーパー営業マンのユーチューバーやコールセンター会社の社長さんも言ってました。 あとは、「笑声(えごえ)」でしゃべることですかね。 でもこれって本当なのでしょうか? 実は、インバウンド(受信)のコールセンターならこれが100点満点ではないものの、だいたい正解です。 逆に、アウトバウンド(発信)なら、ほぼ当てはまりません。 明るく、
テレアポをやっている人に質問です。 あなたのかけた電話から生まれる収益や1件当たりの成約報酬が、一体いくらか知ってますか? インセンティブがアポイントのみにつくという給与設定なら、会社もあえて教えないかもしれないですね。 でも知っておいたほうがよいですよ? なぜならあなたのお給料はそこから支払われているからです。
メラビアンの法則をグラフにしたもの。 視覚情報 55%:見た目、しぐさ、表情、服装 聴覚情報 38%:声の質、大きさ、速さ、口調 え⁉ 言語情報 7%:文字、話の内容、意味 いやもうこの段階で、言語情報つまり「話の内容」よりも、声の質や大きさなんかの方が、情報として大きいのですよ。
①嫌われないこと ②印象に残らないこと ③感じよくすること この3つを自然と実践できている人が、アポを取れています。
優秀なテレアポの条件とは? ・たくさん電話をかける。 ・明るい声で元気にハキハキと活舌(かつぜつ)よくしゃべることができる。 ・断られてもうまくかわして切り返せる。 ・粘り強く、食い下がってでもアポを入れる。 ・扱っている商品やサービスに対する知識が豊富。 これ、ぜんぶ間違い。
「今日もアポが取れなかったら、どうしよう」 「頑張ってたくさん電話をかけているのに、断られてばかり」 「受付の人から必要ないと断られる」 「担当者や社長に取り次いでくれない」 「いつ電話しても、担当者は不在って言われる」 「すぐにあきらめるな!断られても食い下がれ!!って上司は言うけど…」 「セールス先のキーパーソンにやっとつながったのに、怒られてしまった」 「インセンティブをもっと稼ぎたい!」 テレアポや電話営業をやっている方なら、あるあるですよね。