【筋トレを始めてすぐに実感できる変化】
本題に入る前に、僕が筋トレを始めた時の話をさせてください。
僕が器具を使った筋トレを始めたのは大学二年の頃。
高校で三年間続けた新極真空手を大学入学時に辞めて、75kgあった体重が気がつけば65kgまで落ちていた。
これは意図的に減量したわけではなく、当時アルバイトとしてスポーツクラブで働いた結果、有酸素運動中心の生活になり、特に下半身の筋力が落ちたことによる体重の減少だと確信している。
これはまずいと思い20歳の時にジムでマシントレーニングをスタートした。
頻度は週に2回。先ずは胸のみ。
Tシャツがはち切れんばかりの見事な胸筋を手に入れた1人の幼馴染の影響を受け、「我らは胸筋海賊団」と謳い、中二病みたいなモチベーションで筋トレを始めました。
では本題に入りましょう。
「筋トレを始めてすぐに実感できた変化」一つずつ発表です。
①自信が湧いてくる
筋肉を増やすためには体の筋繊維を破壊する必要があるので、楽な筋トレというのは基本的にありません。筋トレに限らず、人は何かを乗り越えると達成感を味わいます。キツイと分かっていながらも、自分が決めたこと(筋トレ)を有言実行していることに自尊心が高まり、自信に繋がります。
②精神が安定する
日常生活で、肉体的に全力を出すことってそうそう無いと思います。
ですが筋トレは自分の持てる力を本気で出力するので、目には見えないストレスややり場のない苛立ちも一緒に排出してるのではないかと考えます。
筋トレをする前は、日によって感情の浮き沈みがありましたが、筋トレを始めてからは、疲れていても忙しくても基本的に人に明るく接することができるようになりました。
③生活サイクルができる
筋トレを行うと必ず身体は疲れます。筋トレによって疲れた身体を回復するべく、
身体が「休養しなさい」と信号を出しているのか、夜10時過ぎには自然に身体のスイッチがオフになったような感覚で、電気を消して目を閉じると数分で寝落ちできるようになりました。早寝すると、その分早起きもできるので翌朝もスッキリして目覚めます。
④食生活が改善される
筋トレを始めたからには、その頑張った成果を得たいと思うのが普通です。
「食べないと筋肉つかないからもう少し食べよう」
「今日は豚ではなく鶏を食べようかな」
「卵は筋肉に良いらしいから卵食べるか」
「水を飲んだほうがダイエットに良いと聞いたな。水飲もう」
と食事にも少しずつ気を遣うようになります。お酒を飲む方は翌日の二日酔いでの筋トレを想像すると、お酒の飲み過ぎを自然を避けるようになります。僕の場合は、友人とお酒を飲み始めると、楽しくて制御が効かないので、筋トレを始めた当初から完全に一滴も飲まない日が増えました。
⑤毎日が楽しくなる
一番はこれかもしれません。
体を動かすことで特別なハッピーホルモンでも分泌されているのでしょうか。
大学→バイト→飲みを繰り返す日々は退屈なものです。
当時の僕は、「よく分からないけど将来のため」と大学に通い、バイト代は飲み代に消え、「将来は海外に住みたい」という漠然な思いはあれど、海外に行って何をするとか具体的な将来の目標もなかったので、良くも悪くも平凡な暮らしというかワクワクすることは海外旅行する時くらいでした。でも筋トレを始めてすぐに、達成感、充実感、筋トレ後の疲労感、筋肉痛も含め楽しい日々を送れるようになりました。
これらの変化は僕個人が感じたものですが、こういった変化を感じるまでに数ヶ月も必要ないです。1〜2週間で色々な変化を感じれると思います。
「筋トレ=マッチョになりたい人」だけが行うものではありません。筋トレ前は何か小さな事で頭抱えてたけど、筋トレが終わった頃にはどうでも良くなってたりもします。身体だけでなく、精神面でも大きく影響を与えることは間違いないので、筋トレには興味ないという方も、騙されたと思って1〜2週間で良いので筋トレをやってみてほしいです。そして、これまで味わったことのない「新たな自分の変化」を楽しみましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた。