Diary4 ママに急に「静かにしなさい!」とか怒られても、今、楽しいんだから静かにできない息子。理由ぐらい説明してくれと不服なオトコの子
東京都港区には、うちの子供には合わない気がする・・・笑
こんにちは、今日は、一日出かけていてアップが遅くなりました。
今、港区に住んでるんですが、子供が小学生に上がるタイミングで引っ越そうと思ってます。
横浜あたりがいいかな〜と思って、横浜を奥さんとぶらぶらしてました。
引っ越す理由は、私自身の気分転換もあるし、子供の教育もあります。
東京港区っていうのは、教育上、結構特殊なんですよね。。
私自身は、東京の下町出身で、やんちゃな子供生活、学生生活を送ってきたんですね。
そんな私の遺伝子を受け継いた我が息子が、港区みたいないい子な環境で生活するのは息苦しいんじゃないかと思っての引っ越しです。
この辺りの話も、別の記事を作ろうと思ってます。
思いっきり、脱線しました(笑)
今回は、前回の記事、Diary3で言及した我が家での子供の3つの接し方について、、もう少し細かくみていこうと思います。
我が家の子育てルール1:子供に理由を説明する
これは、他の家のママをみていて、私が奥さんに伝えて、徹底しているルールです。
それは、子供に何かをいう時、特に怒られる時に、「理由」を伝えるというコトです。
街に出ると、ほとんどオトコの子ですが、ママに怒られてる光景をよく目にします。
「静かにしなさいって言ってるでしょ!」
「ちゃんと歩きなさい!」
もう、世の中のママたちは、旦那さんへの不満を息子にぶつけるが如く、オトコの子を叱っています。
ただ、オトコの子たちと同じ姓を受けた私はいつもこう思います。
「楽しいのに、なんでママは急に怒るんだよ?」
オトコの子がいう事を聞くときっていうのは、私は2つしかないと思っています。
子供がいう事を聞く1つ目の要素は・・・
1つ目は・・・・
言っている人が怖いから。
これは、子供も大人も一緒です。
先生がむっちゃ怖い、パパがむっちゃ怖い、へなちょこなオトコの子だと、ママも怖いんです。
だから、いう事を聞きます。
幼稚園、保育園のオトコのたちは、ギリギリ、ママが怖いぐらいです。
小学生になると、もうママは怖くありません。
ますますいう事を聞きません。
でも、パパは怖いんですよね。
私は、一般的にごつい部類のパパに入りますが、ママがいくら怒ろうが、ヘラヘラしてます。
ですが、私がドスが効いた声で
「おい、パパとママが笑ってるうちに、ちゃんと片付けろよ? マジで怒らせんなよ?」
いつもニコニコしてるパパから言われると、子供は動物的な感覚で感じる訳です。
「パパって、体がでかいから、強いんじゃないか・・・」
こういう事を、オトコの子は生物的に感じとる気がします。
今日も、横浜でご飯を食べてる時に、後ろの席のお父さんが、息子に
「オマエはゲームをし過ぎなんだよ、2時間って言ったんだから約束を守れよ!」
と叱っていました。
子供は、
「2時間って約束したけど、ちょっと時間が過ぎたぐらいじゃん!」
必死に言い返していました。
後ろにいたから、パパがどんな人かを私は仮説を立てていました。
こんなナメた口を聞いてるパパは、おそらく子供に対して、存在として恐怖を感じさせないような雰囲気の人じゃないか?と思ってました。
会計の時、そのパパをみましたが、すらっとした圧迫感を与えない男性でした。
「こんなくだらないことを・・・」と思いますが、子供がゲームをしたいのに、いくらロジカルに説明なんかしても無駄です笑
だって、怖くないんですから。
これは、子供じゃなく、大人も同じです。
大人になると、上司に妙にペコペコする人がいます。
まあ、こんな事を言ってるぐらいなので、私はしないんですが、ペコペコする人は、
「上司に嫌われると、出世しないんじゃ・・・」
「上司に媚を売ると、給料が増えるんじゃないか・・・」
まあ、いろんなビビリがある訳です。
別に、上司に媚びる必要なんてないと思ってます。
稼げる能力を自分が持っているなら、最悪、転職すればいいです。
それに上司に対して、
「私は稼いでますが?」
と言い切ればいいと思いますけどね。
と、また脱線しましたが、恐怖を感じないとオトコの子はいう事を聞かない場合が多いです。
こんな内容を紹介してて、いうのもなんですが、この方法はあまりお勧めじゃありません。
理由は、シンプルで、
怖いからいう事を聞く=子供なのに思考停止している状態なんだと思います。
私は、子供であろうと、2つ目の方法が重要だと思っています。
パパから、息子さんを育てるママさんとの交換日記 Ver04
大事なのは、子供に理由を伝える事
それは、子供が理解できるかどうか別にして、理由をちゃんと伝える事だと思っています。
大人同士でも同じと思っています。
例えば、子供が受験を控えているとします。
リビングで子供が勉強している。
その時、パパは呑気にテレビを見ているとします。
ママさんAは、
「子供が勉強してるんだから、ちょっとぐらいテレビを消して静かにできないの?」
よくある光景っぽいですよね。私は、テレビは見ないので、このシチュエーションは起こらないですが・・・
ママさんBは、
「息子の受験まであと3ヶ月なんだよね。息子も、志望校に入ろうと2年間努力をしてるから、集中力を失わないようにテレビを消してもらえる?他のコトで申し訳ないけど、暇潰しをして欲しいんだけど・・・」
まあ、多くの人はママさんBの方が、そうだよな!って思う人が多いんじゃないでしょうか?
でも、実際の子供には、ママさんAで接している親が多いような気がします。
そして、ママさんAのアプローチにもかかわらず、言う事を聞ける子供は、もしかしたら、思考停止になってるかもしれません。
従順な子にわが子がなった時、皆さんは幸せですか?
そう思うのは、私が働いている企業は、超一流企業の学生ばかりが入ってきます。
その子たちは、よくも悪くも上司に従順です。
ですが、ここでも考えてみて欲しいんですが、なぜ企業は若い人材を定期的に組織に入れるんでしょうか?
だって。中途採用の方がいいと思いませんか?
即戦力だし、能力も新卒よりも高いんです。
まあ、給料は若干多めに払わないといけないですが、新卒は手間がかかります。
私が思うのは、新卒、要は学生の白紙の状況で、企業に入り、
「ここっておかしくないか?」とか
「これって、オレならこうするけど」
っていう、組織に長くいる人だと気づかないモノを見つけて、若さ故の無謀さでチャレンジしてくれる事を期待してくれるんじゃないかって思うんです。
でも、ここ数年入ってくる新卒は、妙に従順なんですよね。
若さもない、経験もない。
だから、いくら頭がいい新卒が入っても、楽しみでもないし、もっというと、自分の地位を脅かされるような恐怖がないんですよね。
こういう話は他社の人と話していても、よく聞きます。
だからこそ、家庭での教育が重要なんじゃないか?って、私は思うんです。
理由を説明する。
これは、実際やってみると、結構むずいんです。
小さい子供に、分かりやすい言葉で説明する。
これは、大人である我々も学びになります。
そして、子供が100%理解できなくても、説明し続けると、子供なりに問題意識を自分で感じ、自分で考え始めます。
私の子供も、ちょっと前までは、
「早く行こうぜ!」と急かすだけでしたが、最近は・・・
「パパ、早く行こうぜ!じゃないと、ボクが遅刻しちゃうんだよ!」って言われます。子供が理由を説明し始めます。
そうなんです、私は準備がオトコのクセに遅いんです(笑)
理由を説明しないと、なんでそうするのか?子供は学べません。
そして、1つ目の理由である、恐怖で動く訳です。
オトコの子なら、意気地無しなっちゃうかもしれないし、何も考えず、権力というか怖い人のいう事を聞くような子供になっちゃうかもしれないんですよね。
だから、我が家では、必ず理由を説明するよう、私も奥さんも意識しています。
我が家の一コマ
息子「パパ、ボクは大きくなったらランボルギーニに乗りたいんだ!」
パパ「いいね、ランボ。買っちゃえよ。パパを乗せてくれ」
息子「うん、買おうと思ってる。だから、勉強をして、いい大学に行って、仕事をするんだ!」
パパ「パパみたいにサラリーマンになると、ランボを買うと生活がちょっと苦しくなる。自分で会社をやった方が儲かるぞ」
息子「パパは、ランボは買えないの?」
パパ「買えない事もないが、ママにプレゼントを買えなくなったり、旅行にいく回数が減るんだよ。だから、パパはまだ買わなくていいかな」
息子「じゃあ、自分で会社をやるってどーすればいいの?」
パパ「人の役に立つこと、人が欲しいモノを作ったりすればいいんだよ」
息子「じゃあ、ボクは絵が上手いから、絵を描いて、ランボに乗るんだ!」
パパ「そっか、誰に買ってもらう予定なの?」
息子「じいじとばあばが、ボクが描いた絵をプレゼントすると喜んでくれるんだ!だから、じいじとばあばにボクの絵を買ってもらうよ!」
パパ「そっか、がんばれ・・・」