【中学受験】小4次男のノート〜いかにキレイに図や計算を書くか〜
三兄弟でも色々と違う。
もちろん、ノートの取り方も全然違う。
長男は、私のいい加減な性格が多分に受け継がれたせいか、ノートが非常に雑でした。
特に小学6年生になるまでは、「なんで勉強なんてしなあかんねん」という感じでしたから、ノートも結構汚い感じでした。
特に宿題はごちゃごちゃだとテストでもケアレスミスを起こしやすいので丁寧にゆっくりとは言わないまでも、もうちょっとキレイに書いて欲しかったのですが…
まぁ、なかなか言っても雑なままでしたね。
夏休みくらいになって、漸く試験が近づいてきて目標となる中学校もできたため、だんだん図も計算も丁寧にやるようになりました。
特に図をキレイに書けるようになると、得点が安定するようになりました。
計算問題も問題通しでごちゃごちゃに入り混じらないように、一問一問計算用紙を線で区切って、どの問題をやっているか復習しても一目瞭然になるように指導しました。
計算用紙を問題ごとに線で区切ると、見直しもしやすくなります。
計算部分も見てくれ採点してくれる中学では採点者にアピールという面でも有効ですね。
最終的には安定して比較的キレイに問題を解くようになったのですが、小6夏までと時間がかかりました。
一方、次男。
次男は教えるまでもなく、キレイに問題をときます。
こんな感じです。
これは、最高レベル特訓の「算数」の教材を解いているノートです、
小4でこれくらいキレイに解いていれば十分かなぁと思います。
テストでも計算や図形など比較的キレイに書けるようになっています。
強制的にこのようになったのではなく、自発的に丁寧に解くようになっています。
長男と次男の違いはなんだろう?と考えることがあります。
おそらく能力的にはそこまで違いがないと思うのですが、このノートのキレイ具合はだいぶ違いがあります。
一つは性格によるものでしょう。
これはどうしようもないです。
もう一つは「目標が明確かどうか」によるのでしょう。
長男は目標となる中学校が定まるのが6年生と遅く、それまでやる気はありませんでした。
一方で、次男はすでに行きたい中学校が定まっています。
どのようにしたら、その中学校に辿り着けるのか?ということをよく考えていると思います。
その結果として、「授業をしっかり受け、講師がいう通りに練習し問題を解く」ということが効率が良いと思っているのでしょう。
間違った問題の復習も丁寧にやっています。
やはり「目標が定まっている」ほうが、何事もきっちりやるようになるということなのでしょう。
小6の経験を経て、現在中1で鉄緑会に通っている長男ですが、大学受験という目標をまだ漠然としながらも一応見据えているようで、ノートの字もだいぶキレイになっているような気がします。
次男もこの調子で息切れすることなく、進んで欲しいのですが、上に行けば行くほど道のりは厳しいです。
特に、灘中学を目指すようなお子さんのノートはむちゃくちゃキレイです。
必要以上にキレイというのではなく、シンプルで美しく感じるノートなのです。
浜学園の親向けの講演で、ときどき優秀なお子さんのノートを見せてもらえます。
かなりキレイです。
特に図形、立体図形もキレイです。
やはり灘中学を合格するレベルに到達するには、キレイに、かつ、素早く図を描く必要があるのだなと思い知らされます。
次男がそこまで到達できるかわかりませんが、見守っていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。