するかしないか? するしかないか?
たった一文字入れ替わるだけで、
こんなにも意味合いが変わる日本語すごい!
と書きながら感嘆しています。
今回も601人の0歳児育児中のパパが回答した
『パパの育児参加状況実態調査2021』から
話題をピックアップ。
Q2の育児への関わり方で「希望よりも関われていない」と回答した123人に
Q3でその理由について伺いました。(設問には複数回答可)
グラフの上位3つ(赤色)を見て見ると…
育児に時間を割くと収入が下がるため(36.6%)
育児のために休んだり、早く帰りづらい雰囲気がある(31.7%)
自分の仕事を他の人に任せることができない(27.6%)
希望より関われていないと回答したパパの多くが
仕事と育児の狭間で逡巡しています。
そして…
その下、4位~6位にも注目してみましょう。
母親の方が育児をうまくやれるから(24.4%)
妻からダメ出しをされるから(20.3%)
父親ができる育児が少ないから(17.9%)
複数回答可の設問なので、同じ人が3つともマークしていることも考えられますが、
少なくとも半数くらいのパパが「自分には育児は無理・・・」と
育児から遠ざかっている様子。
この回答から見える思考をセリフにしちゃいます。
おおぅ、なんということでしょう・・・。
「パパ、がんばって!」と思わず声を上げたくなりますね。
この回答は、育児に希望よりも関われていない123人(/601人中)が
マークしたものですが、
子育てに直面しているパパ、これから子育てフェーズに入るパパ、
一度は頭をかすめた「考え」ではないでしょうか。
そこで、表題の「するかしないか/するしかない」が出てきます。
育児を「するか、しないか」で逡巡できるのは、選択の余地があるから。
育児を「するしかない」は、どちらか一方の義務やあきらめの上に成り立っているかも。
どちらの言葉も育児においてはポジティブには働きません。
「希望よりも関われていない」ということは
「希望どおり」の育児像があって、
その希望通りに
育児を「するぞ!」と心に決めたら、扉は必ず開けます。
希望どおりって、何?となったなら、
近くにいる先輩パパ(育児パパ、しくじりパパ、どちらでも)に
話しを聞くのをおすすめします。
自分の育児像が見えてくるかもしれません。
今はパパコミュニティも検索すれば結構出てきます。
投稿記事をロムったり、イベントに参加したりしているうちに
自分に近い考え方の人にも出会えることもあるでしょう。
パパ友とただ語らうことでひらめくこともありそうです。
そして、この記事を読んで、何かモヤモヤしたならば…
パートナーと、それぞれの育児の在りよう(考えや希望)について
時間を作って、語りあってみてくださいね。
(文章担当:リジー)
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