24歳コンサル女子。帰省するたびに母親から結婚・出産圧をかけられてしんどい。対処法はありますか?
結婚に対する親からのプレッシャーについての質問で、対応策を色々な方が投稿してくださり、やはり事例シェアは大事だよね!というわけで集合知として記事化しておきます。尚、本編は私の知見はほぼなく、皆さんの経験談で構成されているため、他回答部分までは無料で読むことが可能です。
質問・相談
こんにちは。いつもツイートやnote楽しく拝見しております。24歳女、コンサル会社に勤めています。
ぱぴこさんは結婚や出産に対して、両親または親族からのプレッシャーはありましたでしょうか?
またもしあったとすれば、どのように対処しておりましたでしょうか?
というのも、大学卒業したあたりから帰省するたび母親から結婚・出産に関して毎度プレッシャーをかけられており、正直疲弊しています。私自身は結婚願望はそれなりにあるもののDINKS志望、さらに結婚するとしても30手前くらいかな、、とざっくり考えています。
変な期待をかけられても困る、かつ割と価値観の押しつけをしがちな母親なので、最近は「余計なお世話だよ」と割と強めの言葉で反論していますが、なかなか効果がありません。
正直自分がどんな選択をしようともう放っておいてほしいです。。 もしぱぴこさんやご友人の方で、両親・親族からかけられる謎のプレッシャーとうまく折り合いを付けられている方がおり、参考にできそうな対処法をご存知であれば教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。
回答
私は両親離婚、双方再婚している関係で、親(祖父母)も含めて、私の結婚や妊娠出産についてそこまで強く言ってこない…という環境ができあがっており、その点だけはわずらわしさがなかったです。
結婚は29~30歳なので決して早くはないのですが、都市部出身、同級生や友人たちも早くて27~8歳の結婚という感じだったので、その点でもあまりその手の悩みが発生せずに粛々と…的なところが多く、24歳という年齢で結婚や出産についてプレッシャーをかけられる人間というのが周囲に発生しづらく、具体的・効果的なかわし方がピンとこずです。役立たずで申し訳ないです。
ただし、 親といえど「嫌だと言っても言ってくる」がある人がそう簡単に変わるとは思えないので、自分が無理にならない距離を保つ、親だからの期待を手放していく…とかが自衛手段にはなる気はします。 似た経験&解決策などをお持ちの人がいたらぜひコメントが欲しいな~~~~~。
有識者コメントを募ったところ経験・体験談がいっぱい
1. 祖母プレッシャーが半端なかったパターン
私は36歳子なし既婚ですが、質問主さんと同じ歳の頃に同様のプレッシャーを祖母から浴びていましたのでお気持ちとてもお察しします…。
残念なことにこういったプレッシャーをかけてくる方々の中には、結婚しようが出産しようがお構いなく、引き続きプレッシャーをかけてくる人がいます。
独身ならば「結婚はまだ?」
結婚すれば「子供はまだ?」
出産すれば「2人目は?」
長子次子が同性なら「次は男の子or女の子?」
その子らが成長したら「結婚はまだ?」「ひ孫は?」
祖母はすでに孫が10人ひ孫が6人もいるのに、未だに黙りません。
私の母はスマートにかわせず耐えたのですが、最終的に私は、祖母から「女なら1人は出産しないとダメ」と言われたことをキッカケに「家族とはいえ、私の身体にも関わるデリケートなことを、そんな風に言われたら私はとても傷つくからやめてほしい」と伝え、祖母のいる実家には帰らないようにしました。
祖母はやんわり伝えても伝わらない人なのでこのようなかたちになりました。スマートなかわし方でなくすみません…。ただどうしても耐えられない場合、毅然と伝えて物理的に距離を置くことを想定しておくのも必要かなと思います。 質問主さんの今後に幸多からんことをお祈りしています!!
2. 母のディスがきつかったパターン
質問主さんとはちょっと違うのですが、「どうせあなたはわがまますぎて結婚できない/苦労する」圧力を母から感じつつ、24歳で早々に結婚した元コンサル女です。
一度毅然と嫌であると伝えることはもちろんすべきですが、そもそもこういうことを言ってくる時点で相手の立場に立って考えることができないので、変わらなければ距離を置くのが一番です。
私は社会人になってからこういう類のことが積もり積もって、母親とは疎遠になりました。
3. 両親親戚でスクラム組んで圧をかけてくるパターン
私も似たような対策になってしまいますが…
28歳独身女です。
私の場合は両親親戚からプレッシャーをかけられていました。
2年ほど何故早くに結婚しないかや出産を希望しない理由など両親に対して自分の望むキャリア人生がどういう背景からそう考えたのかを説明し、それでもプレッシャーをかけるようなら帰省頻度を下げて距離をおくと宣言しました。
その結果2年に一回ほどプレッシャーをかけられるかどうかに減りまして、プレッシャーをかけられても無視する又は気分を害したから今後の帰省頻度を見直すを繰り返していくと親もそういう価値観の人間が増えてきたことを自ずと調べてきました。
相互理解までは遠いかもしれませんが、そういう価値観が普通になりつつあるし、普通でなくても人の価値観を変えることはできないとお互い納得するにはある程度の距離が必要になるかも知れません。
元の凸者様も過去の勉学も含めて努力されて今のキャリアでしょうから、その努力を無駄にすることなく、今後も歩みたい意思を説明し、親に受けた恩はそのように返していくのだと説明すると良いのではと思いました。私の親はそれで納得はしましたが…
仕事中にパパッと書いたら乱文になりましたが、ご参考になれば…
4. 母からの圧を論理で鎮圧したパターン
34歳子なし既婚です。20代後半には結婚の圧力を母親からかけられていました。
一度、「じゃあお母さんがいいと思う人連れてきて。お見合いするから」と返すともう言わなくなりました。
母親世代が考えるような「いい人(年収600万以上、次男、学歴は○○以上で…etc)」が現代日本にそうそういるわけもなく、やれるもんならやってみい!と思っての返事です。飛び道具的な解決策ですが、結構効きます。
5. 祖父母からのプレッシャーに耐え兼ね、距離置きパターン
29歳女です。父方の祖父母に同じような言動を繰り返されていました。
私の場合は一度時間をとって結婚・子育て・キャリアなどについての考えを伝え、心配してくれるのはわかるけど悲しいからもう言わないでねとお願いしました。その上で同様の言動を続けたので、つらいからしばらく会いにくるのは控えると伝えてそれ以降はほぼ会っていません。
母ではなく祖父母だからこそ使えた手かもしれませんが、結局は距離を置くくらいしかないのかなと思います…。
ただ、23歳で中学の同級生の結婚式に参列した際、久々に会った同級生たちは半分くらいがすでに結婚・出産しており、大学に進学しなかった子たちはもうそんな状況なのかと驚きました。
地域によると思いますが、その感覚からすれば当然のことを言っていると思うのも仕方ないのかなとも感じられます。
どちらにせよお互いに考え方が変わることはそうそうないので、距離を保つのがとりあえずできることかなと思います。
6. 母の言動不一致で振り回されるも、当人は何も気にしてないパターン
便乗で半分愚痴らせてください!26歳女です。
高校卒業以来ずっと彼氏がおらず、恋愛とか結婚とかに興味がなかったので特にする気もなく過ごしており、大学生のあいだは母も「自立さえしてくれればあなたが結婚するとかしないとかはどっちでもいい」と言っていたので「我が家は母がこうで助かるなあ」とずっと思っていたのですが(父はなにも言わない)…
社会人になってからちょこちょこ「彼氏いないの?結婚しないの?」と聞かれ始め、「まあ結婚しなくてもパートナーがいればね」「あなたは事実婚が向いてるかもね」と言い出し(???)、なんとなく趣味で物件を眺めてる話をして「頑張れば意外と買えるもんなんだね」と言ったら「一人で生きていくつもりなの…?」と言われ、私が一人で世界中飛び回って楽しく仕事してたの見てなかったの…?と結構悲しくなりまして。
で、最近偶然「結婚を前提に」という彼氏ができたのでお正月に帰ったときに「そのうち連れてくるかも」と報告したところ、「え〜、してもしなくてもよかったけど絶対結婚しないと思ってた〜」と言われ、マジで腹が立ちました。
親ってほんと調子いいですよね!!!!(結婚に関しては母でしたが、父もこういうやらかしをしており)。全然アドバイスじゃなくて申し訳ないですが私は今回の件でもうこういうものなんだと悟りました…。
7. 年子の妹が結婚したら祖父の矛先が自分に…。母から刺してもらって落ち着いたパターン
28歳コンサル女です。私の場合一つ下の妹が結婚したので祖父から結婚の圧が強いです。
親世代ではなく祖父母世代なので孫娘の幸せん思えば結婚って気持ちなんでしょうが、言われるとムカつくのでやめてと伝えました。ついでに母からも次言ったら顔見せないと伝えてもらったので、不服そうですが言わなくなりました。
凸者さんにもしご兄弟や従兄弟さんいらっしゃったら、第三者の口添えをもらうのはどうでしょうか?参考になれば…
相談者さんからのリプ
質問者です。ぱぴこさん、フォロワーのみなさま貴重なご意見ありがとうございます!
私自身大学入学を機に上京した結果家族仲が以前より良好になったので、距離大事!というのは非常によくわかります。
父親との関係は良好なこと、かつこれ以上距離をあけると親が老いた時に後悔するかも、、、と思いなかなか踏み切れていなかったのですが、やはりみなさまの経験談から距離をあけるのが最大のソリューションみたいですね。
それまでに必要なコミュニケーションは取りつつ、一つの選択肢として頭に入れておきます。 非常に参考になりました。またみなさまの温かいお言葉ありがとうございました、、!
総論
こうしてみると、自分も結構身に覚えのある親族のわずらわしさがあり、「あ、あ~~~~~!」となりました。冒頭に記載した通り、私自身は両親が思春期に離婚し、結構バタバタしたので、祖父母、両親含めて「結婚関連の話題を口に出す」的なことへの遠慮や、そもそも親族間のイベントが消滅した時期などがあったのですが、それでも色々言われたりしましたね。
まだ両親がいたころ、小学生の私に対して父方の祖父が「女は結婚、出産するのが幸せ」とのたまわってみたり(九州出身)、母方の祖母には頻繁に「あなたは仕事ばかりで結婚なんてしないと思ってた」と言われたり…。なんだかなーって感じはあります。やっぱり祖父母世代のステレオタイプな感じはありましたね。
また、父はうるさくないものの、母のずっと専業主婦で離婚して再婚してのわりとお花畑言動には辟易する部分もあり、#6の方の体験などは、一致するものではないですが「あ、あ~~~~~~~」的になりました。
両親、親族仲は悪くもよくもない程度に落ち着いていますが、これは本当に距離が保たれているからだなというのは、この年末に非常に実感しており、親族だからこその煩わしさやうっとおしさに対して「変わってもらう」という選択肢はないので、現実解としての「距離を置く」が最も有効だよねぇというのは非常に感じるところです。
私は~20歳くらいまで家族関係で地獄を見たので、「自分は自分、家族でも他人」を心に生きているのですが、家族仲が悪いというわけでもないがわずらわしさはある…みたいな関係性でバッツリ線を引く!という考え方に罪悪感を持ってしまう人もいると思います。とはいえ、やはり究極的には「人を変えることなどできない」なので、親族だろうがなんだろうが「一緒にいて心地の良くない関係の人とは距離を置いていく」は人間関係の究極のお作法ですね。
ありがとうございます。『あなたの課金は、私の課金』を標語に経済をまわしていきましょう。