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【10minutes チャレンジ 18日連続更新】呼吸をお手伝いする時の3つのポイント

皆さん、おはこんばんちわ。

兵庫県で常勤PTとして働きつつ、整体院と講師業を週末起業したり、
もっと家事や育児ができて人生幸せになる男性を
増やすべく情報発信をしている中井 宏俊(なかい ひろとし)です。


今日は少しセラピストっぽいこと書きます(笑)


今日のテーマは呼吸介助です。

秋が深まってきて、冬に向かっていくと、

臨床では肺炎の方が増えてくる印象です。

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インフルエンザや普通の風邪を発端にして

免疫力や体力が低下している主に高齢者の方が

肺炎になる可能性が出てくる。


そして、その方々の状態によりますが

呼吸リハビリテーションとして介入することになりますね。


さらに状態によれば、呼吸介助が必要になってくると思います。


その時、何に気を付けていますか?

何に気を付ければいいか、日頃から意識していますか?


私は個人で勉強会やセミナーを開催しています。

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今年は例のウイルスのために、まだ自粛していますが・・・


呼吸リハの関する勉強会もやっていて、

企業さんでも2度ほど開催させていただきました。

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その勉強会で参加者の皆さんにお伝えしている

ポイントがいくつかあります。


今回は3つ挙げたいと思います。


ⅰ:相手の胸郭に、自分の手を羽のように置く
ⅱ:いきなり介助しない
ⅲ:視診の評価が前提で行うこと


この3つです。


まず1つ目。

相手の胸郭に自分の手を乗せる時、

ドシっと自分の手を置いていませんか?

そのまま「押して」いませんか?


私も新人の頃は勉強会に参加している時に

よくその辺りを指導されました。


その時に言われたのが

「自分の手を羽のように置きなさい」

ということです。

でも、これを意識すると、今度は自分の手が

相手の胸郭から離れてしまって、

浮いてしまうようなことがよく起こります。


それでは適切な介助ができないんですよね。


この言葉をどう解釈して手を触れるようにすればいいか?


『相手の胸郭に自分の手の全面で接触する』

これを意識しましょう。


「いや、やってるよ?」

と思う人もいるかもしれませんが、

そういう人は指先に力が入っていたり、

手掌の根本辺りに体重が乗りやすかったり、

圧が一定に乗っていません。


全面接触、というのは単に手のひら全てが

触れていたらいい、ということではなくて、

均一の圧で、さらに全面が接触するように。


これがポイントです。


残り2つのポイントについては次の記事で

解説したいと思います。

お楽しみに!

(執筆:9分31秒 文字数968)

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