【10minutes チャレンジ 87日連続更新】実習生への「質問ある?」は聞いてはいけない質問?
皆さん、おはこんばんちわ。
兵庫県で常勤PTとして働きつつ、
整体院と講師業を週末起業したり、
もっと家事や育児ができて
人生幸せになる男性を
増やすべく
情報発信をしている、
2児のパパこと
中井 宏俊(なかい ひろとし)です。
Twitterでよく見かけるのが、
「実習の時によく『質問ある?』て聞かれた」
「その質問が無駄」
「無理やり質問を作ってた。めんどくさかった」
みたいなやり取り。
セラピストや看護師の方が
実習を受けた際に
1度は必ずスーパーバイザーや
ケースバイザーから
言われた一言だと思う。
『質問ある?』てやつ。
で、これの何が面倒なのか
というと、多分だけど
「質問しなければ『積極性がない』とされる」
「質問したら課題が増える」
「質問内容によっては自分の評価が下がる」
みたいなことが
理由になってくるのかなと。
私は学生時代に、
確かにこの一言を
スーパーバイザーや
ケースバイザーから
よく言われた。
でも、困ったことはない。
質問ある時は質問するし、
質問ない時は「今はありません」て
言うだけだったから。
それに、質問がないって時は
それまでの見学とかの
時間で質問とか
バイザーたちと
やり取りが密に取れていたから。
なので、
本当に質問がなければないでいいと思う。
でも、見学や模倣、検査や評価の後で
バイザーとろくにやり取りないのに、
「質問ある?」
とバイザーから振られて
「質問ありません」
と答えたら
そりゃ積極性がないと
言われても仕方ないと思う。
色んなバイザーがいる。
ちょっと質問しただけで
馬尾雑言が返ってきたり、
何も答えてくれない。
そんな、
『何のために実習生受け入れてんの?』
と思うような
セラピストもいるらしい。
たまにそういう話を
TwitterのDMや
Facebookのメッセンジャーなどで
いただいたことがある。
つまり、今日のテーマとしては、
いかに学生とセラピスト間で
コミュニケーションが
取れているか。
何なら信頼関係ができているか。
そこによるんだろうと思います。
多くはセラピストが原因になってる
とは思う。レベルの低いセラピストのせい。
でも学生さん側に全く1ミリも
非がない、とは言い切れない
こともある。
結局はどっちにも何かしらの
原因があって、
「質問ある?」
という質問が
よろしくない意味に
捉えられてしまっている
のだと私は思います。
私がスーパーバイザーや
ケースバイザーを担当する時に
この「質問ある?」の点に
気を付けていたことがあります。
それは
●本当に質問ありそうかどうかを把握する
●質問はないけど、学生本人が気づいていない疑問や間違いをこちらからうまく振るようにする
●課題が増えないように、その場で閃いたり、解決できるような問いかけをする
とかです。
セラピスト側がここまで
ちゃんとやれていないのが
多くの問題だから。
これでもなお学生から
「バイザーと合わない」
と言われたら仕方ない。
また違う形で学生さんと
距離を詰めていくしかないかな。
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