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元彼を思い出した。



過去のnoteを見返した時、
大好きすぎる元彼にフラられて未練タラタラな
過去の私を見つけてしまった。




我ながら黒歴史を製造しているなと思いつつ、
あの頃はあの頃で
やり場のない気持ちを消化するのに精一杯で
noteにまとめるのが最善だったのだろうと
必死に弁解している今日この頃だ。



SNSというものはとても便利に作られていて
自分の過去の感情や思い出が割りと鮮明に残せる媒体だなと思う。



私は元彼との思い出を積極的に削除するタイプなので、基本的に元彼との思い出は残っていない。


けれど、過去のnoteのように
かすかに残っている元彼との記憶を
たまにうっかり見返してしまい、何とも言えない気持ちになる。




あの頃に戻りたいなーとか、
やり直したいなーとかではない。



そんな楽しいこともあったなぁ
でも、辛いこともあったなぁ



って懐かしい気持ちになり、
あの頃の自分を愛おしく思うだけ。


それ以上でもそれ以下でもない。



元彼は今なにしてんのかなとかは考えるけど
別に会いたくはないし
今更どうこうなりたいという気持ちもない。




だって私は今がいちばん幸せだから。




あの頃は


遠距離になる彼氏について行く勇気もなければ
遠距離恋愛ができるほどの心の強さもなくて
不安を彼に押しつけるしかできなかった。

自分のことしか考えることができなかった。


でもそれは相手も同じで

私についてきて欲しいと言えるほどこれからの将来のことなんて考えていなかっただろうし、
新しい環境になれることに精一杯で、私の相手をできるほど心の余裕がなかったんだと思う。



私と元彼は
その程度のお付き合いしかできなかったんだ。




ふと、今の彼氏に気になって聞いてみたことがある。


「もし、仕事の都合で私が遠くに住むことになったらどうする?」と。



彼はほんの少しだけ考えてから



『一緒について行くかな』


と答えてくれた。


仕事なんて転職すれば良いから
私の傍にいたいということらしい。



実際そうなった時どうなるかはわからないので
真に受けるなよと言われてしまうかもしれないが

元彼とは違う、
今の彼氏らしい答えが嬉しかった。


それは私が聞きたかった答えだった。



つくづく私の彼氏というのは
私の欲しい言葉をくれるなぁと思う。


元彼と比べることはナンセンスなのでしないが、
元彼がいてくれたからこそ
私は現在の素敵な彼氏に出会えたのだなと思うし
元彼がいてくれたからこそ
現在の彼氏の良さにより気づける。




私という人間は単純なので



あんなに後悔して
あんなに戻りたかった過去も


新しい好きな人ができれば
なんでもない思い出の1ページにしてしまうのだ。




恋愛だけに留まらず
きっとなんでもそうだ。


時間が経って振り返れば
辛かった記憶も愛おしくなるのだと思う。



なんでも
思い出を美化して囚われすぎず
新しいものに目を向けて前に進むって大切だ。




終わり良ければ全て良しなので
このままハッピーエンドを目指して頑張りたい。



どうか私の彼氏よ、
私と別れないでくれ。



アラサー女は必死なので
そっと彼氏に念を送っておくことにする。笑

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